福山市の福山うずみごはんの取組が、第13回マニフェスト大賞ノミネート(優秀賞候補)に選ばれました。
マニフェスト大賞実行委員会(共催:早稲田大学マニフェスト研究所、毎日新聞社)は、11月9日に地方自治体や市民等の優れた活動を表彰する「第13回マニフェスト大賞」の最優秀賞、グランプリ、特別賞の発表を六本木アカデミーヒルズ49階タワーホール(東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー49F)で行い、福山市(広島県)が応募した、食ブランドとしての「福山うずみごはん」の取組が優秀賞候補として選ばれました。これに関して福山市は11月12日に認定証の送付を受けました。食ブランドとしての「福山うずみごはん」の取組の他、福山アンバサダーの取組、福山市ホームページリニューアルの取組についても、優秀賞候補として選ばれました。
応募総数 2,242件から優秀賞候補として選ばれたのは、109件の取り組みで、福山市が応募した上記3件の取組が全て選出される結果となりました。
主催:マニフェスト大賞実行委員会 / 共催:早稲田大学マニフェスト研究所 毎日新聞社
■成果賞ノミネート
・福山うずみごはん
「食」を通じて福山の知名度を向上させ、まちの活性化を図ろうと、市民協働による協議会が活躍。飲食関係団体、商工団体、各種活動団体と公募による市民、行政関係者などから「福山食ブランド創出市民会議」を立ち上げ、新しい食ブランドとして「福山うずみごはん」を創出し発信。うずみの認知度向上は、57%(2010年)→88%(2017年)に。
■コミュニケーション戦略賞ノミネート
・福山アンバサダー
福山市のことが大好きで情報発信意欲のある方を「福山アンバサダー」として認定し,SNSなどを通して全国・世界に福山の魅力を発信する取り組みを実施。福山アンバサダーは404名で、総フォロワーは約144万人となっている。
・ホームページリニューアル
ホームページをリニューアルし、スマートフォンやタブレット端末への対応や電車の中吊り広告風のデザインにすることで他市町と差別化を図った。
【マニフェスト対象について】
マニフェスト大賞は、地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の、優れた活動を募集し、表彰するものです。これにより、地方創生を推進する方々に栄誉を与え、さらなる意欲向上を期するとともに、優れた取り組みが広く知られ互いに競うようにまちづくりを進める「善政競争」の輪を拡げるために設けられました。
マニフェスト大賞ホームページ
http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/
【うずみごはんについて】
「うずみ」は江戸時代から続く福山の郷土料理。「うずみ」の由来は諸説ありますが、江戸時代の倹約政治により、ぜいたく品とされた具材をご飯でうずめて(隠して)食べたのが始まりと言われています。福山市では、昭和40年代までは、主に秋の収穫を祝う料理として、各所で食べられてきましたが、食生活の多様化に伴い、あまり食べられなくなっていました。しかし、学校給食での米飯導入に伴い、1990年(平成2年)から郷土料理「うずみ」の歴史の学習とともに小学校児童への提供が始まり、現在でも秋の給食メニューとして提供されています。(福山食ブランド創出市民会議ホームページより抜粋)
福山食ブランド創出市民会議ホームページ
https://fukuyama-uzumi.com/
◆福山市について
福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。
福山市公式ホームページ
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/