7/15(水)経営学部教育改善プロジェクト主催シンポジウム「社会科学系学部にとっての教育方法の将来像」開催 近畿大学経営学部
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)は、平成27年(2015年)7月15日(水)21号館6階645教室にて、「経営学部教育改善プロジェクト主催シンポジウム『社会科学系学部にとっての教育方法の将来像―魅力ある経営学部であり続けるために―』」を開催します。
【本件のポイント】
● 諸大学の実情に詳しい山内 太地 氏をお招きし、これからの社会科学系学部(特に、経営学部)にとって、どのような教育方法と体系を構築していくべきかを考える。
● アクティブ・ラーニングやPBL(問題/課題ベース学習)を実りあるものとするために、ハード&ソフトをどのように設計・運用していく必要があるのかを中心に議論。
● 参加者からの建設的な議論を通じて、具体的可能性や方策を探る。
【本件の概要】
近年、大学教育の質保証や「学士力」への注目が集まっています。本シンポジウムでは、山内 太地 氏(大学イノベーション研究所所長)に「日本一の経営学部になるためには」と題して講演をいただきます。それを踏まえて團 泰雄(近畿大学 経営学部教授)、安酸(やすかた)建二(同学部教授)、山縣 正幸(同学部准教授)から簡単な提題をおこなったあと、参加者のみなさまと活発で建設的な議論を展開し、具体的な可能性や方策を導き出したいと考えています。
■日 時:平成27年(2015年)7月15日(水) 14:50~16:20
■会 場:近畿大学東大阪キャンパス 21号館6階645教室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■講 師:山内 太地 氏(一般社団法人 大学イノベーション研究所所長)
■プログラム:【基調講演】14:50~15:30(40分間)
【パネルディスカッション&全体討論】15:30~16:20(50分間)
■対 象:学生、教職員、一般の方入場可能(定員100人、入場無料)
■申込方法:下記事務室へ電話でお申し込みください。
■お問合せ:近畿大学経営学部長事務室 TEL(06)4307-3046
【登壇者プロフィール】
山内 太地 氏(一般社団法人 大学イノベーション研究所所長)
1978年岐阜県中津川市生まれ。東洋大学社会学部社会学科卒業。理想の大学教育を求め、47都道府県14か国及び3地域の874大学1164キャンパスを見学。日本国内の4年制大学781校(2014年度現在)をすべて訪問。
著書:『真実の大学案内』(東京図書出版会)
『時間と学費を無駄にしない大学選び2016』(中央公論新社)
『こんな大学で学びたい!日本全国773大学探訪記』(新潮社)
『就活下剋上』(幻冬舎新書)など。
團 泰雄(近畿大学経営学部教授)
学 位:博士(経営学)
専門分野:人的資源管理論
主要論文:『日本企業の新規事業進出と準企業内労働市場』
『日本労働研究雑誌』(2013)
安酸 建二(近畿大学経営学部教授)
学 位:博士(経営学)
専門分野:管理会計・原価計算論
主要著書:『日本企業のコスト変動分析』
(中央経済社 2012)
(日本原価計算研究学会 学会賞)
山縣 正幸(近畿大学経営学部准教授)
学 位:博士(商学)
専門分野:経営学史,企業行動論
主要著書:『企業発展の経営学』
(千倉書房 2007)
【本件の背景】
社会科学系学部においては、これまで大人数教育が主流でした。最近でこそ、この問題は少しずつ解消されつつありますが、まだ十分ではありません。また、組織的な支援が十分でないために、個々の担当者に過重な負担がかかり、持続的な取り組みとなっていないケースもみられます。これは、学生、卒業した学生に活躍してもらいたい企業や地域、社会、保護者、さらには大学教員や職員にとっても、不幸なことです。
社会が驚くべきスピードで変化しつつある現在において、「長期にわたってベースとなる能力」を身につけることができるようにするために、今、社会科学系学部においてどのような教育方法やカリキュラムを構築する必要があるのか。そのためには、どのようにハードやソフトを設計し、運用していくべきなのか。これが、喫緊の課題となっています。
【経営学部教育改善プロジェクト:アクティブラーニング・プロジェクト】
一方向的な講義に偏りがちな社会科学系学部の授業において、学生の積極的な参加的学習を促すために、どのような教育方法やカリキュラムが望ましいのかを考えるために結成されたプロジェクトです。近畿大学経営学部教育改善プロジェクトとして、学部の支援をうけて進められています。メンバーは、團 泰雄、安酸 建二、山縣 正幸の3名です。