11/12(水)~18(火)近畿大学中央図書館「誰もが知っている書物展」 開催!アインシュタインやアダム・スミスなど
近畿大学(大阪府東大阪市)中央図書館 では、毎年テーマを決めて所蔵する国内外の貴重な資料を公開しています。今年は「誰もが知っている書物展 教科書で学んだ名著を一同に」をテーマに、平成26年(2014年)11月12日~18日まで歴史や各分野に影響を与えた書物や人物の著作50点余を展示いたします。期間中にミニ講義も開催しますので、各分野の専門家の話を聞くことで、文化的経験を得ることもできます。また、館内の展示関連資料紹介コーナーの選書や展示を学生ボランティアが行い、本学の建学の精神である「実学」を習得する場としても利用します。
【本件のポイント】
●授業で学んだ名著の実物を見ることや、専門家の話を聞くことで、文化的経験を得る
●学生がボランティアで展示に関連のある所蔵資料の紹介を企画、実施し、建学の精神である「実学」を習得する場とする
【本件の概要】
近畿大学中央図書館では、学生、教員への教育・研究支援、一般の方への生涯学習支援の一環として貴重書展を開催しています。今回は、アダム・スミス『国富論』、ダーウィン『種の起源』などを展示し、現在も世界各国で読み継がれている書物が生まれた時代の空気、歳月を経てきたモノの持つ重みを感じていただけます。
また、期間中に近畿大学教員のほか、近畿大学附属高等学校・中学校教員、学外からも講師をお招きし、ミニ講義(無料・予約不要)を3回開催します。
■日 時:平成26年(2014年)11月12日(水)~11月18日(火)
10:30~19:00(土・日曜日は18時まで)
■会 場:近畿大学東大阪キャンパス 中央図書館 2階 第1演習室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■対 象:どなたでも入場いただけます(入場無料)
■お問合せ:近畿大学中央図書館 図書総務課 Tel.(06)4307-3086
【主な出展資料】
グーテンベルク『四十二行聖書』(原葉1枚)1455-56年
アウグスティヌス『神の国』1468年
ガリレイ『天文対話』1632年
アインシュタイン『一般相対性原理の基礎』1916年
デカルト『哲学の原理』1644年
モンテスキュー『法の精神』1748年
デ・サンデ『天正遣欧少年使節見聞対話録』1590年
ホークス編『ペリー提督日本遠征記』1856年
嘉禄本『古今和歌集』鎌倉後期頃
オルテリウス『世界地図帳』1579年(特別展示)
【ミニ講義(無料・予約不要)について】
場所:近畿大学中央図書館 2階 第2演習室
◎経済学の名著
11月14日(金) 15:00~16:00 (近畿大学 経済学部准教授 中井 大介)
◎新しい世界の扉を開いた人たち
11月15日(土) 14:00~15:00 (近畿大学附属高等学校・中学校教頭 森田 哲)
◎十五,十六世紀初期のプトレマイオス『地理学』出版と世界図
11月16日(日) 14:00~15:00 (天理大学附属天理図書館 神﨑 順一 氏)
【近畿大学中央図書館について】
近畿大学中央図書館は、約150万冊の図書と約14,000種の雑誌を所蔵し、約38,000誌の電子ジャーナルや電子ブックと、データベースなどの最先端サービスを提供する近畿大学における学術情報の拠点です。年間約330日開館(自習室は350日開室)し、入館者数は年間約70万人に及びます。
中央図書館は学生への教育・学習支援、教員への研究支援に積極的に取り組み、知の継承と創造の中枢としての役割を担っています。特に学生に対しては、主体的学習支援としてガイダンス・講習会などの多様な利用指導サービス、就職活動や大学生活全般への情報提供をおこなっています。
また、近畿大学学術情報リポジトリ ※により学内の学術成果を発信することで、学術の発展に寄与し、国立国会図書館の事業の一つであるレファレンス協同データベースへの協力を通じて知的コミュニティへの継続的な貢献をおこなっています。そのほか、生涯学習支援として卒業生向けサービスの実施、地域住民の方へ一般公開をおこなうなどして、大学の社会的責任をも果たしています。
※近畿大学学術情報リポジトリは、近畿大学の構成員による研究教育活動によって作成された学術研究成果(学術雑誌掲載論文、学位論文、科学研究費報告書、講義資料・教材,学会発表資料など)を収集・保存し、インターネットを通じて無償で公開するものです。
関連リンク
誰もが知っている書物展(近畿大学中央図書館ホームページ)
http://www.clib.kindai.ac.jp/kikoHR/kichoshoten_21.html