直下型地震発生を想定した災害対応訓練を実施 警察・消防・自衛隊の災害時関係車両展示と業務説明会を同時開催

令和4年度(2022年度)の避難訓練の様子
令和4年度(2022年度)の避難訓練の様子

近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)は、令和5年(2023年)11月7日(火)和歌山キャンパスにおいて、約500人の学生・教職員を対象に、直下型地震発生を想定した避難訓練を行います。また、防災意識向上のため、警察・消防・自衛隊の災害時関係車両の展示および業務説明会も実施します。

【本件のポイント】
●直下型地震発生を想定した避難訓練を学生消防団の避難誘導のもと実施
●本訓練を通じ、学生・教職員の防災意識向上を図り、非常時の対応力を強化
●警察・消防・自衛隊車両展示と学生対象の業務説明会を開催し、進路を考える機会に

【本件の内容】
近畿大学生物理工学部は、11月5日の「世界津波の日」にあわせて、令和5年(2023年)11月7日(火)に、災害に対する防災意識向上と関係機関との連携強化を図るため、直下型地震の発生を想定した災害対応訓練を実施します。
和歌山県は、県内全域が「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されており、近畿大学和歌山キャンパスがある紀の川市には、中央構造線断層帯の一部である根来断層・桜池断層帯が走っています。
生物理工学部では、学生・教職員を対象にシェイクアウト訓練(地震発生直後の危険回避のための初期行動訓練)や避難訓練等を実施し、災害対策に取り組んでおり、平成31年(2019年)4月には、学生・職員等が地域の消防活動に貢献するための消防団「紀の川市消防団本部近畿大学部」を結成し、地域の防災啓発活動に取り組むとともに、地域安全に貢献するため、和歌山県警、那賀消防組合等と定期的に合同訓練を行っています。
今回は、中央構造線断層帯での直下型地震が発生し、和歌山キャンパスにおいて震度6強の揺れが約10秒間続き、キャンパス内で火災が発生するという想定で避難訓練を行います。訓練では、緊急地震速報受信後のシェイクアウトや学生消防団による避難誘導を行い、和歌山県警察本部警務課調査官が訓練の講評を行います。講評後は、消防救助隊がはしご車による要救助者の救出救助訓練を実施します。そのほか、キャンパス中庭にて警察・消防・自衛隊の災害時関係車両の展示および業務説明会も実施し、学生が進路を考える機会を提供します。

【実施概要】
日時:令和5年(2023年)11月7日(火)12:10~12:30
   ※ 災害時関係車両の展示および業務説明会は10:00~14:00で随時開催
場所:近畿大学和歌山キャンパス(生物理工学部)
   (和歌山県紀の川市西三谷930、JR阪和線「紀伊駅」からバスで約25分)
対象:学生、教職員(警備員含む)約500人

【訓練スケジュール】
12:10 地震発生(震度6強・約10秒間)
    守衛室から緊急地震速報、シェイクアウト、避難を学内にアナウンス
12:15 学生・教職員の避難訓練、学生消防団員らによる避難誘導訓練
12:20 和歌山県警察本部警務課調査官による講評
12:25 近畿大学生物理工学部長補佐による挨拶
12:30 消防救助隊によるはしご車を使用した要救助者の救出救助訓練

【関連リンク】
生物理工学部
https://www.kindai.ac.jp/bost/


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