【星のや軽井沢】夏の暑さに負けない心と体の健幸(けんこう)を取り戻す「星のや軽井沢 夏の健幸滞在」実施|期間:2022年5月9日~8月31日
各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。その始まりの地である長野県・軽井沢の「星のや軽井沢」は、2022年5月9日〜8月31日の期間限定で、「星のや軽井沢 夏の健幸滞在」を実施します。本プログラムは、医師・稲葉俊郎氏の監修で開発された、夏の暑さに負けない心と体の健幸を取り戻すことを目指す滞在プログラムです。基本的な運動や食事、休養だけでなく、感性や感覚を大切にしたさまざまな体験を通して、心と体を調えます。心と体の両面を調えることで、日本人に本来備わっている季節の変化に対応する力を鍛えられます。
開発背景
地球温暖化による気温上昇で年々厳しさを増す夏の「暑さ」。それに伴い「熱中症」や「夏バテ」の発症人数は、増加傾向にあります。体温の上昇と体内の水分バランスが崩れることが主な原因とされ、無気力や苛立ちなどの精神面と、倦怠感や食欲不振などの身体面の不調が起こる、夏の代表的な症状です。そこで、星のや軽井沢では、夏の暑さに負けない心と体の健幸を取り戻す滞在体験が提案できないかと考え、軽井沢病院副院長で医師の稲葉俊郎氏の監修のもと、本プログラムを開発しました。軽井沢の豊かな自然環境と、稲葉氏が大切にしている「心身一如(しんしんいちにょ)(*1)」の考えをもとにしたさまざまな体験を用意しています。
(*1)心と体はお互いに強く影響し合うという、漢方医学の考え方(日本東洋医学会ホームページより)
特徴1 五感を研ぎ澄まし、夏の暑さで乱れた心と体の調和をはかる
「心と体は密接に繋がっている。そして健幸のためには、自分自身が心も体も満たされていると実感できる状態、つまり主観や感受性が大事である。」と稲葉氏は言います。現代社会はストレス社会ともいわれ、大量の情報や変化、人とのしがらみで心が疲弊している現代人が多くいます。それに加えて夏は、暑さに伴う食欲不振や不眠、大きな温度差などの変化により心のバランスを崩す傾向にあります。本プログラムでは、忙しない日常から離れて五感を研ぎ澄まし、心と体の調和をはかる、2つの体験を用意しました。
五感を研ぎ澄ます2つの体験
1つ目は、本プログラムの2日目と3日目に行う「早朝の森散歩」です。日の出の時刻に合わせてスタートし、星のや軽井沢に隣接する「軽井沢野鳥の森」の森道をスタッフと共に約1時間かけて歩きます。夏の早朝の森は、ひんやりとした空気に包まれ、朝晩の気温差で発生した朝霧が木漏れ日に反射する、幻想的な景色が広がります。野鳥の鳴き声や川のせせらぎなど、さまざまな音が鳴り響き、また、風に乗って植物や土の匂いが漂います。雑念を取り払い、普段触れることの少ない自然の景色や音、匂いなど、その時に感じるものに集中して、感覚を研ぎ澄ます体験です。2つ目は、宿泊者専用の温泉施設「メディテイションバス」で行う「Onsenマインドワーク」です。これは、浴槽で腹式呼吸を意識しながら瞑想をすることで五感が研ぎ澄まされ、心が調う「瞑想入浴」をベースにした体験です。瞑想で心が無になると、湯の温度や流れる音、光、香り、身体の様子に自然と意識が向き、心を落ち着かせることができます。忙しない日常生活で高ぶりがちな感覚を鎮め、心と体の調和をはかります。
特徴2 運動機能の強化で夏の暑さに負けない体を目指す
体力面からも夏の暑さに負けない体を目指し、「朝涼ストレッチ」と「小浅間山の夏路を辿るトレッキング」を行います。どちらも運動機能を高める上で欠かせない、呼吸と歩行を基本にした運動です。基本の動作に加え、適度に負荷をかけた体験をすることで、深層筋肉の強化に繋がり、体の運動機能が活性化します。また、滞在中に呼吸と歩行を常に意識しながら過ごすことで、日常に戻っても自然に実践できるようになることを目指します。
■朝涼ストレッチ
本プログラムの初めに、全身を使った深い呼吸のレクチャーを行います。息を吸う時には、胸郭と肋骨を広げて横隔膜を下げることを意識し、吐く時には、呼吸筋を引き締めながら、吐き切ることを意識する呼吸です。また、2日目と3日目の朝には、その呼吸を取り入れたオリジナルの朝涼ストレッチを行います。自然の音が鳴り響く木々に囲まれた空間にて、夏の朝の爽やかな空気をたっぷりと吸い、全身に新鮮な酸素を巡らせます。
小浅間山の夏路を辿るトレッキング
特徴3 夏野菜を使った栄養バランスの良い食事と心と体をほぐす休養
体全体のバランスを調える上で、食事と休養は欠かせません。栄養豊富な旬の夏野菜を使ったバランスの良い食事で体の内側を調え、指圧施術では疲れた筋肉をほぐします。また、就寝前の瞑想入浴と「おやすみストレッチ」で、心と体を眠る状態に調え、良質な睡眠へと導きます。日常生活でないがしろにされてしまいがちな食事と休養をしっかりと行い、活動に向けて体の準備をします。
夏野菜を使った栄養バランスの良い食事
星のや軽井沢のメインダイニング「日本料理 嘉助」では、栄養豊富な旬の夏野菜を使用した食事を用意します。例えば、2日目の夕食は、疲労回復の効果が期待されるビタミンを豊富に含んだ豚肉(*2)に、アスパラガスやヤングコーンなどの夏野菜を組み合わせた料理と、さっぱりと食べられる蕎麦をセットにした「豚肉と夏野菜の冷蕎麦」です。また、朝食では、「一物全体食」の考えをもとに、野菜の皮や根、葉や茎など通常捨ててしまう部分を含め、さまざまな野菜を丸ごと使った「野菜出汁」で仕立てた「山の朝食」を提供します。どれも日本の伝統食と関係の深い「まごわやさしい(*3)」の食品と旬の夏野菜を使った、バランスの良い食事です。
(*2)東京医科大学ホームページ
(*3)東京かつしか赤十字母子医療センターホームページ
疲れた筋肉をほぐす指圧施術
指圧鍼灸師による施術です。はじめに、コンサルテーションを行い、胸郭の動きと姿勢の状態を確認します。施術では、呼吸や運動がしやすいよう全身を調整し、日常生活で凝り固まった背中から肩まわりの緊張をやわらげ、翌日の運動に向けて調えます。徐々に体がほぐれていくことを感じながら、外から聞こえる川のせせらぎや夏風の音で、自然と心が落ち着きます。
瞑想入浴とおやすみストレッチ
滞在スケジュール例
<1日目>
13:00 チェックイン・コンサルテーション 瞑想入浴のレクチャー
14:00 Onsen マインドワーク
15:00 疲れた筋肉をほぐす指圧施術 80 分
17:00 夕暮れ時の敷地内を散策
18:00 夕食 日本料理 嘉助にて「山の懐石」
21:00 瞑想入浴
21:30 おやすみストレッチ
22:00 就寝
<2日目>
06:00 起床
06:30 軽井沢野鳥の森にて 早朝の森散歩
07:30 朝涼ストレッチ
08:30 朝食 日本料理 嘉助にて「山の朝食」
10:00 小浅間山の夏路を辿るトレッキング
12:30 昼食 小浅間山の山頂にて
13:00 星野温泉 トンボの湯に入浴
18:00 夕食 客室にて「豚肉と夏野菜の冷蕎麦」
21:00 瞑想入浴
21:30 おやすみストレッチ
<3日目>
06:00 起床
06:30 軽井沢野鳥の森にて、早朝の森散歩
07:30 朝涼ストレッチ
08:30 朝食 日本料理 嘉助にて「山の朝食」
10:00 星野温泉 トンボの湯に入浴
12:00 チェックアウト・コンサルテーション
【監修】医師 稲葉俊郎氏
医師、医学博士。2004年東京大学医学部医学科卒業、東京大学医学部付属病院循環器内科助教(2014年〜2020年)を経て、2020年4月に、軽井沢病院総合診療科医長、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東北芸術工科大学客員教授を兼任。2021年1月より軽井沢病院副院長に。心臓を専門とし、在宅医療、山岳医療にも従事。西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。
*著作『いのちを呼びさますもの』『いのちは のちの いのちへ』
*翻訳書『身体のデザインに合わせた自然な呼吸法ーアレクサンダー・テクニックで息を調律する』
「星のや軽井沢 夏の健幸滞在」概要
期間 :2022年5月9日~8月31日
料金 :150,000円(税・サービス料10%込)*宿泊料別
含まれるもの:コンサルテーション2回、Onsenマインドワーク1回、疲れた筋肉をほぐす指圧施術1回、
早朝の森散歩2回、朝涼ストレッチ2回、小浅間山の夏路を辿るトレッキング1回、
瞑想入浴のレクチャー1回、おやすみストレッチ2回、朝食2回、昼食1回、夕食2回
定員 :1日1組(2名まで)
予約 :公式サイト(https://hoshinoya.com/karuizawa/)にて2週間前まで受付
対象 :星のや軽井沢宿泊者
予約開始日 :2022年2月15日
備考 :お客様の体調や天候により実施内容が変更になる場合があります。
仕入れ状況やスケジュールにより、食事内容や食材が変更になります。
■星のや
「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。
https://hoshinoya.com
■星のや軽井沢
谷の集落に滞在する。離れの客室は水辺を囲み、部屋のテラスからは季節のうつろいが感じられます。「軽井沢野鳥の森」に面した豊かな自然環境にて、休息の時間を満喫できる滞在型の宿泊施設です。
〒389-0194 長野県軽井沢町星野/客室数:77室
https://hoshinoya.com/karuizawa/
<最高水準のコロナ対策宣言>
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ