麗澤瑞浪高等学校×学校法人敬心学園 VRで医療介護職を学ぶ時代へ
文部科学省委託事業の一環として新たなキャリア創造を模索 10月22日「VR職業体験学習会」開催 麗澤瑞浪中学・高等学校にて
麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県瑞浪市/校長:藤田知則)は、時代の変化に柔軟に対応し、「予測不能を楽しむ」ことのできる生徒を育成しています。その取り組みの一つとして、本校では「キャリア創造」に特に力を注いでいます。これは、日本における大学進学率が約6割を超える中、大学卒業後の社会でどのように活躍できるかが問われる現代において非常に重要です。AI等の最先端の技術を駆使し、考え方や世の中にあふれる情報を選択し、日々アップデートしていくスキルを身につけることは、技術とともに常に世界のフロントランナーとして社会を牽引していく力を養うことにつながります。
今回、学校法人敬心学園の職業教育研究開発センターが開発したプログラムを活用し、「VRで対人援助職の専門職体験学習会」を実施します。これは文部科学省から委託を受けている学校法人敬心学園のご協力を得て行われ、VRを利用した最先端の技術で医療・介護・福祉職について学習するものです。本学習会では、プログラムに則って医療・介護・福祉職についての正しい知識を得るとともに、VRという最先端技術に実際に触れる中で、生徒が自分自身のキャリアを考える一助となるよう企画したものです。
VRを活用した最先端の職業体験学習会によって、対面での職業体験学習では実現困難な場面設定や研修では取り扱うことの難しい分野でも生徒が実際にその場に立って体験しているような経験をすることが可能となります。リアルな仮想空間によって、より現実味のある体験を何度でも、体験する場所を選ばずに行うことができます。これにより、実際に医療・介護・福祉職に対して適切にイメージを持つことができ、社会人として就職する際にこれらの職とのミスマッチを防ぐことにもつながります。
本校の進路指導部長で教頭の松本兼太朗(まつもと けんたろう)は、「最先端の技術であるVRを活用することで、場所的な制約や感染症のリスクから普段はなかなか触れることのできない体験をすることができるようになります。これらの経験が少しでも職業を身近に自分事として考えるきっかけとなってほしい」とコメントしています。
本校では生徒一人一人が、めまぐるしい速度で変化していく社会の第一線に立つ人として活躍できるような人材に成長することを期待しています。そのために、新しいキャリア創造の機会をこれからも模索し、生徒にとって刺激となる経験を多く提供したいと考えています。本学習会の概要は以下をご確認ください。
【VR職業体験学習会】
■対象者:高校1、2年生の希望者 合計20名程度
■日 時:2021年10月22日(金)15:55~17:45
■場 所:麗澤瑞浪高等学校
■開 発:学校法人敬心学園 職業教育研究開発センター
職業教育研究開発センター長 川廷宗之(かわてい もとゆき)氏
同センター研究員 小林英一(こばやし えいいち)氏
渡邉みどり(わたなべ みどり)氏
【麗澤瑞浪中学・高等学校について】
麗澤瑞浪は昭和 10 年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を開塾したことから始まります。自立、感謝、思いやりの心を育む中高一貫の私立学校です。豊かな自然環境の中、寮生と通学生が切磋琢磨しながらともに過ごし、人としての成長と高い大学進学率の両立を実現しています。『私の未来は私が創る』をキャッチフレーズに、世界で活躍できる日本人を輩出する進学校として5つの柱(探究学習・英語教育・寮教育・キャリア教育・ICT 活用)を軸に教育活動を展開しています。