作家佐藤律子氏による人権教育講演会 「命の大切さ」をテーマにした講演会を実施

近畿大学附属和歌山中学校(和歌山県和歌山市)は、令和元年(2019年)5月27日(月)に、全校生徒を対象に「命の大切さ」をテーマにした人権教育講演会を実施します。講師には、次男を小児がんで失った経験から、命の大切さや生きる喜びを伝える活動を行っている作家の佐藤律子氏をお迎えします。

【本件のポイント】
●人権・道徳意識を育むことを目的として開催
●子供と死別した親たちに向けた著書の執筆や、命の大切さや生きる喜びを伝える活動を行っている作家、佐藤律子氏による講演会
●生徒は「いま生きていることの大切さ」や「生かされている意味」を改めて考える

【本件の概要】
近畿大学附属和歌山中学校では、文部科学省が掲げる人権教育の指針に基づき、毎年、全校生徒を対象に「命の大切さ」をテーマとした講演会を実施しています。本講演会は平成23年(2011年)から行っており、今年で9回目の開催となります。今回は、和歌山県橋本市在住の作家、佐藤律子氏を講師としてお迎えします。佐藤氏は、次男を小児ガンで失った経験から、小児ガンを経験した子供たちの闘病記を出版し、全国の学校や病院などで命の大切さや生きる喜びを伝える活動を行っています。生徒たちが、「命の大切さ」について改めて考え、互いに「人として」尊重し合い、人権に対する意識を高める機会とします。

■日時:令和元年(2019年)5月27日(月)14:30~15:20
■場所:近畿大学附属和歌山中学校 体育館
    (和歌山市善明寺516、JR阪和線「和歌山駅」から和歌山バスで約15分
    「近畿大学附属和歌山校前」下車すぐ)
■対象:1~3年生(556人)
■講師:佐藤律子氏
■演題:「種まく子供たち 種まく大人たち」

【講師プロフィール】
佐藤律子氏
昭和27年(1952年)生まれ。大分県出身。
童話執筆時には「よもぎ 律子」のペンネームを用いている。
結婚後、和歌山県橋本市へ転居、子ども達が親離れを始めたころから作家活動を始め、絵本や児童文学などを著す。
また橋本市名誉市民である数学者・岡潔を綴った絵本『岡潔博士ってだぁーれ?』の執筆など、第2の故郷ともいえる橋本市への関心も深い。
一方では16歳の次男を小児がんで失った経験から、小児がんを経験した子供たちの闘病記を綴った『種まく子供たち 小児ガンを体験した七人の物語』を平成13年(2001年)に出版し、平成15年(2003年)までに35万部を売り上げる。これをきっかけとして、子供と死別した親たちに向けて書籍『いのちの灯台』『大切なあなたへ』『よもぎリーフI 大切なあなたへ』などの出版や、親たちが学校などで体験を語るネットワーク「いのちの語り手登録バンク」の主催などの活動を続けている。また『種まく子供たち』の出版以来、日本全国から相次ぐ講演依頼に応え、年10回程度、日本全国の学校や病院などでの講演で、命の大切さや生きる喜びなどを伝えている。

受賞歴:
平成5年(1993年)『シーラカンスのうろこ』にて カネテツデリカフーズ主催
         「海の童話大賞」海の親賞受賞
平成6年(1994年)『けいこ先生のほけんしつ』にて 第14回カネボウ・ミセス童話大賞 大賞受賞
         『遊太』にて 東北電力「夢見る子供童話大賞パート2」大賞受賞
         『おーい夢』にて 第43回毎日児童小説 優秀賞受賞
平成13年(2001年)橋本市文化賞 受賞

昨年の様子
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