10/21(火)文芸学部新芸術棟(D館)完成記念特別公演大蔵流狂言師・茂山千三郎氏による「三番三」を上演
近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)は、平成26年(2014年)10月21日(火)~翌年2月まで、近畿大学東大阪キャンパスにて、新芸術棟(D館)完成記念として「芸術フェスティバル」を開催します。完成記念特別公演として平成26年(2014年)10月21日(火)に、大蔵流狂言師・茂山千三郎(しげやま せんざぶろう)氏による「三番三(さんばそう)」を上演いたします。
【本件のポイント】
● これまでにも近畿大学にて講師を務めたことのある大蔵流狂言師・茂山千三郎氏が、文芸学部の新芸術棟(D館)にて「三番三(さんばそう)」を披露、近畿大学の学生がより一層日本の文化や伝統に興味を持つ機会を提供する
● 今回の公演を皮切りに「芸術フェスティバル」として、今後も記念講演会やシンポジウムのほか、芸術学科学生の造形作品展覧会、演劇・舞踊の発表公演など多数開催予定
【本件の概要】
■日 時:平成26年(2014年)10月21日(火)開演15時00分(開場14時40分~)
■会 場:近畿大学東大阪キャンパス 新芸術棟(D館)3Fホール
(大阪府東大阪市小若江3-4-1)
近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分、近鉄奈良線「八戸ノ里」駅から徒歩約20分
■出 演 者:大蔵流狂言師 茂山千三郎 氏ほか
■演 目:狂言「三番三(さんばそう)」
■対 象:一般の方(入場無料)
■公演についての問い合わせ:近畿大学文芸学部事務部 TEL (06)4307-3061
【茂山 千三郎 氏 プロフィール】
大蔵流狂言師。昭和39年(1964年)9月4日生まれ。
四世茂山千作(人間国宝・芸術院会員)の三男として生まれ、2歳の頃から祖父三世千作(人間国宝・芸術院会員)及び、父四世千作に師事。これまでにアメリカ、ドイツ、イタリア、オーストラリアなど世界各国で公演。平成16年(2004年)「京都市芸術新人賞」受賞。ラジオのパーソナリティーやテレビのキャスター、ミュージカルやオペラの演出・出演などでも幅広く活躍。
【文芸学部新芸術棟(D館)】
これまで別々に設置されていた演劇ホールや造形実習室を一つの建物に集約することで、学生同士の新たな刺激やコミュニティ形成につなげる。
(1)アートウォール
大小の円盤(陶板と鏡の組み合わせ)を個々の学生に見立てています。陶板の方は一見同じように見えますが、釉薬の掛かり方が違っていて、それぞれ個性があります。鏡は周りの景色や人を映し込み、この大学の様々なものを吸収しながら学ぶ姿に見立てています。穴が開いたようなイリュージョナルな効果となります。
(2)ロゴ
ロゴは文芸学部芸術学科の教員らがデザイン。サイン自体は影の形で、夜照明が灯れば『ART』の文字が浮かび上がるデザインです。
(3)ネットフェンス
主に防犯として使用しているネットフェンスをデザインファザート(ファザード:建築物の正面)として活用する初の試みで、2枚のネットフェンスの角度を変えて組み合わせることで柔らかな表情を形成しています。ネットフェンスは東大阪ものづくり企業と連携して制作しました。