東大阪市保健所、日本食品衛生協会と連携し、食中毒防止イベントを開催 11月に実施の大学祭の屋台における衛生管理の重要性を学ぶ
近畿大学メディカルサポートセンター(大阪府東大阪市)は、令和6年(2024年)9月27日(金)、近畿大学東大阪キャンパスにて、東大阪市保健所と日本食品衛生協会(東京都渋谷区)の協力のもと、学生・教職員を対象とした食中毒防止に関するイベントを行います。
【本件のポイント】
●東大阪市保健所、日本食品衛生協会と連携して食中毒防止イベントを開催
●11月に実施する大学祭の屋台における衛生管理の重要性を学ぶ
●質疑応答の時間を設け、大学生からの食中毒に関する疑問に専門家が回答
【本件の内容】
近畿大学では、学生に健康づくりについて考える機会を提供するため、平成29年(2017年)からメディカルサポートセンターが中心となり、「健康キャンパスプロジェクト」を毎年実施しています。今回のイベントでは、学生からの要望を受け食中毒について取り上げます。コロナ禍が明けて、飲食関連のアルバイトなど、学生が食品の提供に関わる機会が増加しています。さらに11月に実施する大学祭でも多くの屋台で食べ物が提供される予定です。そこで、食中毒の防止や大学祭の屋台における衛生管理の重要性を認識し、食中毒に関する知識を深めることを目的として、メディカルサポートセンターと近大生が運営する「大学生のセルフ・ヘルス・アッププロジェクト」が、食中毒について啓蒙するイベント「知っておくべき!食中毒の恐ろしさ」を企画しました。学生が、食べる側と提供する側の双方に必要な衛生の知識を学び、自己や他者の健康を守ることを目的としています。東大阪市保健所、日本食品衛生協会の方の講演のほか、質疑応答の時間を設けて大学生からの食中毒に関する疑問について専門家に回答していただきます。専門家からの指導によって正しい知識を得ることで、食中毒のリスクを軽減します。
【開催概要】
日時 :令和6年(2024年)9月27日(金)15:00~16:30
場所 :近畿大学東大阪キャンパス アカデミックシアター ラーニングコモンズ
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象 :近畿大学生、教職員(定員40人、入場無料)
講演内容:「大学生が知っておくべき食中毒のお話」
東大阪市保健所 食品衛生課 総括主幹 新山喜久子氏
「調理に生かそう食中毒の知識」
日本食品衛生協会 HACCP普及指導員 西野俊治氏
【大学生のセルフ・ヘルス・アッププロジェクト】
近畿大学の実学教育の拠点であるアカデミックシアターでは、学生が主体となって教職員、企業、地域住民と協働しながら新たな社会価値を生むことを目指して、毎年学内公募でプロジェクトを募集しています。
「大学生のセルフ・ヘルス・アッププロジェクト」は、昨年度に引き続き令和6年度(2024年度)も採択され、近畿大学メディカルサポートセンター教職員と学生12人が所属しています。健康や医療に関する大学生の素朴な疑問や、他人には話しにくい悩みなどを解決するため、食や睡眠、皮膚、性など幅広い角度でイベントを企画し、知識の発信を行っています。
【関連リンク】
メディカルサポートセンター
https://www.kindai.ac.jp/health/