短編朗読劇「東大阪ローカルリーディング」を上演 フィールドワークで集めた東大阪市の歴史や商店街での出来事を物語に

短編朗読劇を練習する「地域の物語プロジェクト」学生の様子
短編朗読劇を練習する「地域の物語プロジェクト」学生の様子

近畿大学(大阪府東大阪市)の学生が取り組む「地域の物語プロジェクト」は、株式会社空き家総合研究所(大阪府八尾市)と協力し、令和5年(2023年)12月27日(水)、東大阪キャンパスにて、東大阪市の歴史や商店街での出来事を物語にした短編朗読劇「東大阪ローカルリーディング」を上演します。

【本件のポイント】
●近畿大学がある東大阪市の歴史や商店街での出来事を物語にした短編朗読劇を上演
●学生が東大阪市内の公共施設や商店街等を取材し、オリジナルの台本を創作
●制作側の学生だけでなく観客にも地域の歴史や文化についての気づきの機会を提供

【本件の内容】
近畿大学アカデミックシアターでは、学生が主体となって教職員、企業、地域住民と協働しながら新たな社会価値を生むことを目指し、毎年プロジェクトを学内公募して実施しています。今年度も30件を採択しており、本公演を実施する「地域の物語プロジェクト」もその一つです。地域の歴史・文化や差別や偏見などの地域課題に関する演劇戯曲を制作し、朗読会の上演などを通してメッセージ発信することを目指しています。
本公演には、23人の近畿大学生が参加し、脚本の制作から振付、構成、演出、出演までのすべてを学生が行なって、オムニバス形式で5つの作品を発表します。脚本の制作にあたっては、八尾市、東大阪市を中心に空き家再生と地域の子どもたちの演劇教室の運営を行う株式会社空き家総合研究所の協力のもと、東大阪市内の図書館や長瀬、瓢箪山の商店街を取材しました。
本短編朗読劇は今回が初上演となり、近畿大学生だけでなく、地域住民の方にもご覧いただけます。

【開催概要】
日時  :令和5年(2023年)12月27日(水)13:30~16:00
場所  :近畿大学東大阪キャンパス 実学ホール
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、
      近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象  :近畿大学生、一般の方(定員80人、入場無料、要事前申込)
申込方法:以下ホームページから申込み
     https://www.quartet-online.net/ticket/localstories
申込締切:12月26日(火)23:59
お問合せ:地域の物語プロジェクト
     E-mail:kindai.act3435@gmail.com

【プログラム】
1.「弾いた鼓膜の落ちるまで」(映像作品)
作・演出:鈴木詩大 撮影監督:岡田拓門
出演  :加藤愛奈 道山維陸 山田岳功 村上萌 横山咲里衣
内容  :ガールズバンドが登場するアニメーションから影響を受けて、劣等感を抱えた近畿大学の学生が過去の自分を乗り越える物語。

2.「ねぇ、君は」
作・演出:森真悠
出演  :石田佳奈 横山奏夢 中村安里 道明優風
内容  :迷いの森のその先、現在・過去・未来の記憶を司る大きな図書館。わたしがそこで出会ったのは、かわいい妖精さんと「真実の扉」。さあ、信じて開けよう。そこにはきっと素晴らしいものが入っているはずだから。

3.「厄災」
作・演出:長門凜太郎
出演  :道山維陸 山田岳功 水野真宏
内容  :「中核市幸福度ランキング」でワースト2位の東大阪市を盛り上げるために集まったはずの人々が、市に対する愛情や偏見によりスレ違い、人々の関係が破綻する物語。

4.「  」(空白)
作・演出:横山奏夢
出演  :横山奏夢 三好愛美 田中柚葉
内容  :高校生活の空白を埋めるべく、立ち入り禁止になった思い出の場所に忍び込む。そこで見つけたのは、懐かしい記憶と東大阪を最悪の事態に貶める不穏な計画書だった。

5.「名前だって知らない」
原案  :佐伯龍
作・演出:長門凜太郎 森真悠 横山奏夢 鈴木詩大
出演  :齊藤優心 岡来実 吉田希望花 丹生尋子 他
内容  :東大阪市、瓢箪山の商店街。なんでもない街の一角。学生、親子、カップル、店の人。どんな人でも、そこにたくさんの思い出があり、その一つひとつは今も紡がれていく。

【株式会社空き家総合研究所】
所在地   :大阪府八尾市本町4丁目2-46
代表者   :代表取締役 田口貴士(平成25年(2013年)近畿大学経済学部卒業)
業務内容  :空き家再生、VR・AI技術研究開発、演劇教室
ホームページ:https://akiya-souken.co.jp/

【関連リンク】
近畿大学アカデミックシアター
https://act.kindai.ac.jp/


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