近畿大学国際学部 4年ぶりに中国への留学を再開 1年生539人が米国、中国、台湾、韓国での留学に出発
近畿大学国際学部(大阪府東大阪市)では、令和5年(2023年)8月30日(水)から順次、1年生539人が米国、中国、台湾、韓国への留学に出発します。コロナ禍以降、中国への留学ビザが発給停止となっていましたが、留学ビザが再開され留学が可能となったため、4年ぶりに学生を派遣します。
【本件のポイント】
●4年ぶりに中国への留学を再開し、1年次後期からの「1年間の留学プログラム※1」を完全再開
●近畿大学国際学部生539人が、米国、中国、台湾、韓国での留学に出発
●国際学部留学プログラム協定校との連携により、学生が安心して留学できるようにサポート
※1 留学期間は留学先の制度、学年暦により異なります。
【本件の内容】
近畿大学国際学部では、グローバル専攻は米国に、東アジア専攻は中国、台湾、韓国に留学します。東アジア専攻中国語コースは、コロナ禍以降、中国への留学ビザが発給停止となっていた影響で、台湾に留学していました。留学ビザが再開されて中国への留学も可能となったため、今年から中国への留学を再開し、学生22人を遼寧大学に派遣します。
なお、派遣にあたっては、協定校との連携、渡航先別のオリエンテーション、リーダー研修会などを実施し、24時間電話相談可能なヘルプデスクを設けるなど、学生が安心して留学できる環境を整えています。
【学生内訳】
国際学部1年生539人
米国:国際学科グローバル専攻 471人
中国:国際学科東アジア専攻中国語コース 22人
台湾:国際学科東アジア専攻中国語コース 9人
韓国:国際学科東アジア専攻韓国語コース 37人
【派遣先】
【近畿大学国際学部国際学科】
平成28年(2016年)4月、世界最大級の語学教育・グローバル人材育成企業であるベルリッツと提携し、社会で通用するビジネス英語の修得をめざして開設されました。
グローバル専攻、東アジア専攻の全学生(定員500人)に対し、1年次後期から2年次前期までの「1年間の留学プログラム」を卒業要件として設定し、米国・中国・台湾・韓国に学生を派遣しています。グローバル専攻の学生は、ELS※2 との連携により、1年次前期はELSから派遣された教員による授業を近畿大学で受講し、1年次後期から留学して米国の大学キャンパスなどに設置されたELSランゲージセンターズで学びます。一定のレベルを満たす学生は、留学期間の後半に国際学部協定校である現地大学の授業を受講します。東アジア専攻では、1年次前期に言語運用能力の基礎固めを集中的に実施し、1年次後期からの留学では派遣先の語学、文化に加え、世界共通語である英語を学びます。
両専攻とも帰国後の2年次後期からは、英語・中国語・韓国語という専修言語での専門科目や、グローバル専攻はベルリッツのビジネス英語、東アジア専攻は専修言語に加えて英語を学びます。さらに、近畿大学の交換・派遣留学制度を利用して2回目の留学に参加する学生もいます。
※2 北米のカレッジ、大学及び大学院に海外の学生を進学させている、60年以上の実績のある英語学校。