海外研修プログラムを開始~グローバル感覚を身に付けた医師の育成を目指す~近畿大学医学部

近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)は、平成27年(2015年)8月3日(月)からアメリカ・アイオワ大学にて、医学部の学生(2~4年生)を対象とした4週間の海外研修プログラムをスタートします。

【本件のポイント】
● 医学系に強みを持つアイオワ大学にて、現地の研究室に所属し医学を学ぶ
● 学生自身が渡米前に研究室・研究テーマを選択することが可能
● 旅費・宿泊費など研修費用(一人約50万円)は大学が負担し、医療の国際化に対応

【本件の概要】
本プログラムは、学生時から海外にて国際レベルの医学教育に触れることにより、医師として国際感覚豊かな人材を育成する事を目的とし、今夏から毎年の派遣を行うものです。

プログラムに参加する学生は渡米前に、研究室・研究テーマ(糖尿病、すい臓癌など)を選択し、アイオワ大学の研究室に4週間所属します。アイオワ大学はアメリカ屈指の総合大学の一つで、とりわけ医学系に強みを持っています。なお、プログラムに必要な旅費・宿泊費などの研修費用は大学が負担します。また帰国後には留学の経験を共有できる場として、海外研修報告会の実施も予定しています。

今後については4週間~最大1年間の研究期間を設けた「長期留学制度」の設置や、アメリカ以外の地域(EU諸国など)における大学でも同様の研修制度を検討しており、学生交流及び共同研究などの取り組みを推進していく予定です。

■研修先:The University of Iowa アイオワ大学(米国)
■実施日:平成27年(2015年)8月3日(月)~29日(土)
■対 象:3人(2~4年生)※成績優秀者で且つ人物的に優れた学生を選考

【本件の背景】
近畿大学医学部では、医師免許の修得に向けた医学教育のみならず、週2回のネイティブ講師による授業など、語学教育にも注力しています。医療活動の国際化がますます高まる中、今夏より医学部生を対象とした海外研修プログラムを通じて、グローバル社会で通用する医師の育成を目指します。

【アイオワ大学について】
アイオワ大学は、アメリカでも有数の総合大学で、教養、法学、医学、歯学、薬学、経営、工学、教育、看護など100以上の多様な専攻分野を提供しています。中でも医学分野に強く、医学研究および地域密着型の医療をバランスよく展開しています。学生あたりの教員数が多く(教員一人あたり学生数:1.6人)、優秀な質の高い教員・学生と落ち着いた環境が、地方としては異例のアカデミックな大学作りに貢献しています。

また、アイオワ州唯一の総合医療センター(University of Iowa Health Care)を有し、ここでは将来の医療及び専門家の育成と共に、生物・遺伝子医学などにおける最先端の研究が行われています。

なお、Times Higher Education 社の大学ランキング(2015年)にて世界175位、医学分野(Clinical, Pre-clinical & Health)では世界63位にランクインしています。

アイオワ大学
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