日本人の約8%が「片頭痛」に悩まされている!? 緊張性頭痛との違いや治療薬について紹介。

セントラルメディエンス、コラム更新のお知らせ

 医療従事者のマッチングや医療品の卸、医療機関のトータルサポート事業を展開する株式会社セントラルメディエンス(本社:東京都港区、代表取締役:中川隆太郎、以下「当社」)は、「片頭痛」についてご紹介するコラムを更新いたしましたのでお知らせいたします。

 日本の成人の約8.4%が片頭痛に悩まされていると言われています。あなたの周囲の方でも悩まれている方は案外多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、片頭痛とは?頭痛の違いや治療薬についてご紹介いたします。  


 

■片頭痛とは

 片頭痛は、ズキズキとした片側性の拍動性疼痛です。
硬膜血管の拡張が原因で、閃輝暗点(せんきあんてん)など「チカチカ」光る前兆を伴います。女性に頻度が高く、月経前に多くなります。また、チョコレートなど血管拡張作用のある食品を食べた後や、性交後、水泳後、力んだ後などに起こる片頭痛があります。

 

■片頭痛と頭痛の違いとは

 慢性の頭痛は、緊張性頭痛と片頭痛(血管性頭痛)、そのほかに分類されます。
緊張型頭痛と片頭痛の違いはなんでしょうか?

●緊張性頭痛と片頭痛以外には

クモ膜下出血、頭蓋内出血、脳腫瘍のような緊急性のある病気で生じる頭痛は、突然「今までに経験したことのない」激烈な痛みで、明らかに慢性頭痛とは異なります。慢性的な頭痛を起こす器質的な疾患としては、副鼻腔炎、下垂体炎、低髄液圧症候群、髄膜炎、硬膜炎、睡眠時無呼吸などがあります。
「最近、頭痛の頻度が増加した」「鎮痛薬が効かない」「発熱・意識障害・四肢麻痺や複視などの神経症状がある」などの場合は、神経内科での検査(頭部CT、MRI、MRAなど)を行いましょう。  

■治療薬は

 緊張性頭痛であれば鎮痛剤が有効ですが、片頭痛で鎮痛薬が効かない場合には「スマトリプタン製剤」が効果的です。また、2021年には片頭痛の予防薬「ガルカネズマブ」「フレマネズマブ」「エレヌマブ」が承認、発売されました。
鎮痛剤が効かないな、と感じた場合には頭痛外来などの専門医を受診し、適切な治療を受けましょう。  

■まとめ

 今回は頭痛の中でも「片頭痛」についてご紹介しましたが、頭が痛いなと感じた場合、まずは鎮痛剤を服用すると思います。
薬局やドラッグストアで販売されている鎮痛剤も、年齢や症状に合わせて使い分けが必要です。特に妊娠中や授乳中、15歳未満などが服用できないものもあります。産業医ラボ.comの薬剤師が成分や特徴について解説しているコラムもありますので、あわせてご覧ください!

出展:厚生労働省 ヘルスケアラボ 頭痛
https://w-health.jp/woman_trouble/headache/  


 

株式会社Central Medience

代表者:代表取締役 中川隆太郎
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング EAST棟8階
事業内容:メディカルサポート、メディカルキャリア、医療経営等のソリューション提供 他
公式HP:https://centralmedience.com/  

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