サツマイモの空中栽培を提唱する近畿大学教授 鈴木高広による講演会「イモ発電講演会~イモが日本を救う!~」を開催!

2016-11-30 14:00

■趣旨・目的
こなんイモ・夢づくり協議会では、近畿大学生物理工学部教授の鈴木高広が提唱する「空中栽培サツマイモを活用したイモ発電」に取り組んでいます。
9月には空中栽培に取り組んでいる市内小学校で、「イモ発電エネルギー教室」を行い、11月にはこなんイモ・夢づくり農園で「空中栽培サツマイモの収穫祭」を行いました。
今回、鈴木が講師を務め、テレビ出演時のエピソードを交えながら、イモ発電の仕組みや地球温暖化防止の効果について講演します。本講演会を通して、イモ発電への理解を深め、イモ発電を活用した農業・福祉・エネルギーをつなぐまちづくりの推進を図ります。

■日時
平成28年(2016年)12月14日(水)18:30~20:30

■場所
湖南市共同福祉施設(サンライフ甲西) 1階大会議室
(湖南市中央一丁目1番地)

■内容
○講演
近畿大学生物理工学部教授 鈴木 高広
「イモ発電講演会~イモが日本を救う!~」

■主催 こなんイモ・夢づくり協議会

■協力 近畿大学・湖南市地域エネルギー課

■問い合わせ
担当課名:地域エネルギー課 担当者名:池本・山田
TEL(0748)71-2302【直通】
  17:15以降は、(0748)72-1290
FAX(0748)72-2201

■講師プロフィール
近畿大学 生物理工学部生物工学科 教授 鈴木 高広
学   位:農学博士
専門分野 :バイオマスエネルギー、植物工場、化粧品
研究テーマ:植物工場、環境バイオリアクターシステム、
      太陽光エネルギーの効率的利用システム
出演番組 :フジテレビ「ホンマでっか!?TV」
      毎日放送「ちちんぷいぷい」
      テレビ朝日「モーニングバード」ほか
著   書:鈴木高広(平成26年)『イモが日本を救う!』
      WAVE出版 ほか

■芋エネルギーについて
国内の芋の平均年間収量は15MJ/m2ほどです。一方、初夏の快晴の日には、農地に1日で30MJ/m2も太陽光が降り注いでいます。つまり、太陽光のエネルギーは大量に余っています。太陽光を無駄なくバイオマスに変換するには、空間的に作物を栽培し受光面積を広げればよいのです。日本にはエネルギー資源がないと思われてきました。しかし、国土には毎年100年分のエネルギーが空から降り注いでいます。芋を国内で空間大量栽培すれば、原子力と化石燃料を全量代替するエネルギーとして有望です。水も耕作放棄地も大量にあります。炭酸ガス排出量の大幅削減と食糧問題の解決にも役立つ、芋エネルギーの研究は実用化に近づいてきました。芋の空間栽培法は、日本の年間消費エネルギー2000万TJを毎年供給することができ、化石燃料の輸入費用年20兆円を国内農家に振り向け、地域産業を活性化する切り札になります。

【関連リンク】
生物理工学部生物工学科 教授 鈴木 高広(スズキ タカヒロ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/146-suzuki-takahiro.html

9月に市内小学校で実施した「イモ発電エネルギー教室」の様子
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