東日本大震災の復興に関するパネル・ポスター・アート作品を展示 福島県川俣町と近畿大学による12年間の取り組みの成果を紹介

福島県で開催された「川俣町×近畿大学 復興連携フェスタ」の展示の様子
福島県で開催された「川俣町×近畿大学 復興連携フェスタ」の展示の様子

近畿大学(大阪府東大阪市)は、東日本大震災後、福島県川俣町と協力し、「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」に取り組んできました。令和5年(2023年)11月28日(火)~12月8日(金)までの期間、東大阪キャンパス内で、震災復興に関わるパネルやポスターおよびアート作品を展示し、12年間におよぶ取り組みを紹介します。

【本件のポイント】
●東日本大震災以降、川俣町と近畿大学が強固な連携体制のもとに進めてきた、12年間の震災復興の取り組みの成果を紹介
●8月に福島県で開催した「川俣町×近畿大学 復興連携フェスタ」の展示物を東大阪キャンパスに
●近畿大学文芸学部生による、川俣町をモチーフとした作品(ガラス・陶芸・染織)も展示

【本件の内容】
近畿大学は東日本大震災後に福島県川俣町がさまざまな復旧・復興事業を進めるなか、平成25年(2013年)5月に「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」を始動させました。除染研究や健康管理などの「再生支援」と、産業の活性化や教育・文化の育成などの「復興支援」の両面から川俣町の安全・安心と復興の取り組みをサポートし、川俣町復興支援アドバイザーを務めてきました。平成29年(2017年)5月には、さらなる緊密な連携・協力を図るために包括連携協定を締結。平成30年度(2018年度)から令和2年度(2020年度)には、「大学等の復興知を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業」を実施しました。また、令和3年度(2021年度)からは「大学等の復興知を活用した人材育成基盤構築事業」を活用し、川俣町をフィールドとして、近畿大学の教員と学生が地域(住民や事業者等)のニーズを調査し、地域課題や地域振興に向けたアイディアを具体的な形にして取り組んできました。
こうした活動を踏まえ、令和5年(2023年)8月に、「川俣町×近畿大学 復興連携フェスタ」(会場:コラッセふくしま/福島県福島市)を開催し、これまでの活動を紹介するパネル展示や、農学部生による川俣町とのコラボ商品の販売、文芸学部芸術学科の学生や教員による川俣町とアンスリウム※ をテーマにした観光PRポスターやアート作品(ガラス・陶芸・染織)などの展示・販売を行いました。その後、川俣町内で巡回展示が行われていましたが、本学東大阪キャンパスでも展示を行い、川俣町と近畿大学が強固な連携体制のもとに進めてきた、12年間の震災復興の取り組みを紹介します。
※ アンスリウム:川俣町の特産品で、近畿大学が川俣町の復興支援の一環として普及活動を行う観葉植物

【開催概要】
日時  :令和5年(2023年)11月28日(火)~12月8日(金)9:00~22:00
     ※12月3日(日)は終日閉館、8日(金)は15:00終了
場所  :近畿大学アカデミックシアター1F エントランススペース
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、
      近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象  :近畿大学生・大学院生、教職員、一般の方(申込不要、入場無料)
お問合せ:近畿大学社会連携推進センター 担当:坂本
     TEL(06)4307-3113

【関連リンク】
"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト
https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/usr/earthquake-east-japan/all-kindai/


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