【奥入瀬渓流ホテル】朝から晩まで苔三昧!苔づくしの宿泊プラン「苔旅」提供開始|期間:2022年6月1日~8月31日

奥入瀬(おいらせ)渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」では、2022年6月1日~8月31日の期間、苔づくしの宿泊プラン「苔旅」を提供します。2泊3日の当プランでは、新たな自然の魅力を発見したい方に向けて、苔の魅力を肌で感じられる体験を提案します。苔を観察するアクティビティをはじめ、苔をテーマにした客室や食事など、苔づくしの体験で未知の世界へ誘います。

苔の聖地「奥入瀬渓流」

苔は湿潤な環境を好むため、水量が安定し洪水も少ない奥入瀬渓流は最適な生息環境です。奥入瀬渓流には、日本で約1800種類ある苔のうち約300種の苔が生息しており、2013年に日本蘚苔類(せんたいるい)学会より全国に29箇所ある「日本の貴重なコケの森」に選定されました。そのため、奥入瀬渓流は苔の観察スポットとして注目を集めています。

背景

当館では、より多くの方に苔の魅力を伝えたく、2013年から宿泊プラン「苔ガールステイ」を提供してきました。苔ガールとは、苔の美しく奥深い世界に魅了された苔好きの女性のことで、ルーペを持って森に出かけ、苔との触れ合いを楽しみます。まもなく10年目を迎える2022年は、性別や年齢を問わず、より多くの方に美しい苔の世界を体験いただきたく、プラン名を「苔旅」に変更し、苔の世界への入り口として魅力を肌で感じられる4つの体験を用意しました。

体験1 苔をテーマにしたプラン限定の客室「苔ルーム」

当プラン限定の苔ルームには、苔をテーマにしたインテリアがそろっています。つやのある「ジャゴケ」を再現したクッションや、「スナゴケ」のふかふかした手触りを模したベッドカバーなど、苔の造形や質感を表現したインテリアのほか、苔に関する書籍も用意しています。苔色に染まる客室で、本を読んだり、こけ玉を愛でたりしながらくつろげます。

体験2 インルームダイニングで苔を堪能できる「苔ディナー」

夕食は、奥入瀬渓流に点在する岩や倒木に棲む苔を表現したメインディッシュやデザートなど、計4品の料理を客室で提供します。オードブルヴァリエ(*1)には、山菜やエンドウなどの食材で奥入瀬渓流に生息する代表的な苔を表現しました。デザートは、ガトーショコラのクランブルを土に、白いチュイルを岩に見立て、その上に苔が着生している風景を再現し、味はもちろん見た目も楽しめる一品に仕上げています。
*1 一口前菜の盛り合わせ

体験3 苔のデザインを表現した5種のアミューズ付朝食【NEW】

奥入瀬渓流の代表的な5種類の苔を見立てたアミューズ付朝食を用意しました。胞子体が特徴的なタマゴケや、つやがあり蛇の鱗のような見た目のジャゴケ、エビの触角に似たエビゴケなど、さまざまな苔のデザインを食事で楽しめます。随所にハーブを使用し、夏らしい爽やかな味わいに仕立てました。

体験4 苔の魅力を知る2つのアクティビティ

苔さんぽ
苔さんぽ

奥入瀬渓流は、渓流のすぐそばに遊歩道が設置されているため、千差万別の苔をじっくり観察するのにぴったりの場所です。普段の生活では決して目立つことのない、ひっそりと静かに輝きを放つ苔の世界は、一度覗き込んでしまうとなかなか脱することができません。当プランでは、そんな苔の魅力を存分に満喫できる2つのアクティビティを体験できます。

<苔さんぽ>

ルーペ越しのミクロの世界
ルーペ越しのミクロの世界

ネイチャーガイドとともに、通常30分程で歩ける奥入瀬渓流の中流域約1kmのコースを、2時間半程かけて苔を観察しながら歩きます。苔を観察したり、触ったりするだけではなく、霧吹きとルーペを使いミクロの世界をのぞくことで、苔のさらなる魅力に気づくことができます。苔を熟知しているネイチャーガイドの説明により、苔の構造や生態、苔と森のつながりも学べ、ルーペ越しに見えてくる美しい世界につい夢中になり、なかなか前に進めなくなるアクティビティです。

<こけ玉作り体験>

こけ玉作り体験
こけ玉作り体験

館内で楽しめる「こけ玉作り体験」では、奥入瀬渓流に生息する苔やシダ、カエデ、ブナなどの植物を使用し、渓流に点在する苔むした岩を表現します。完成したこけ玉は、家に持ち帰れるため、旅を終えても苔を愛でることができます。(材料とする植物は、園芸業者から仕入れた素材のみを使用しています。)

滞在スケジュール例
<1日目>
15:00 チェックイン
16:00 ホテル中庭で苔観察の練習
18:00 ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」で夕食

<2日目>
07:00 ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」で朝食
09:00 苔さんぽに参加
13:00 ホテル周辺のレストランでランチ
18:00 客室で苔ディナー

<3日目>
07:00 客室で苔朝食
09:00 こけ玉づくり体験に参加
12:00 チェックアウト

「苔旅」概要

期間    :2022年6月1日~8月31日チェックイン
料金    :80,566円~(2名1室利用時1名あたり、税込)
含まれるもの:苔ルームへの宿泊(2泊3日)、夕食2回(ビュッフェ、苔ディナー)、
朝食2回(ビュッフェ、苔朝食)、苔さんぽ、こけ玉作り体験、苔観察セット
定員    :1日1室(1組2名まで)
予約    :公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/)にて1週間前までに予約
場所    :奥入瀬渓流周辺、ホテル
備考    :天候により、アクティビティが中止となる場合があります。

■奥入瀬渓流の苔年表

2012年 地元のネイチャーガイドたちにより、モスプロジェクトスタート。
東日本大震災後、十和田・奥入瀬エリアの観光促進のため、苔が新たな観光資源
として注目された。
2013年 日本蘚苔類(せんたいるい)学会より日本の貴重なコケの森に認定。
2014年 「日本蘚苔類学会第43回大会」が奥入瀬渓流ホテルで開催される。
全国各地の苔に関する研究者が参加し、苔の研究発表や観察会が行われた。
2018年 十和田市で「モスツーリズムシンポジウム2018」開催。奥入瀬渓流のモスツーリズムの
取り組みとして宿泊プラン「苔ガールステイ」が紹介された。

■奥入瀬渓流が日本の貴重なコケの森に選定された理由(*2)

1 渓流中の石の上に多様な蘚苔類が生育する景観は奥入瀬渓流を代表する景観のひとつとなっている。
2 遊歩道沿いに点在する岩や、倒木や橋の欄干には苔がそれらの基物を覆いつくしている。
また、奥入瀬渓流は林床の朽木、樹幹、岩石上のほか、流水中の転石上まで満遍なく
コケ植物群落が見られ、蘚苔類の存在が景観上重要である。
*2 参考:日本蘚苔類学会ウェブサイト

奥入瀬渓流に生息している苔

コバノスナゴケ
コバノスナゴケ
ジャゴケ
ジャゴケ
オオシッポゴケ
オオシッポゴケ
コブサゴケ
コブサゴケ
ネズミノオゴケ
ネズミノオゴケ
コツボゴケ
コツボゴケ

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所、全客室に除菌用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底

関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル。渓流が目の前に広がる露天風呂や岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なロビーが癒しの空間を醸し出します。「渓流スローライフ」をコンセプトに心から満たされる滞在を演出します。
〒034-0301 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231/客室数 187室
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/


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