近畿大学附属高校が教育改革と国際バカロレア普及促進を目的に3年ぶりに大規模教員研修会「SET KINDAI」を開催
近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市)は、令和4年(2022年)12月15日(木)に、文部科学省が推進している「国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)」の指導方法を学ぶ教員研修会「SET KINDAI」を開催します。「国際バカロレア」の教育現場でご活躍されている先生方を講師にお迎えし、模擬授業やワークショップを行います。本校の教員だけでなく、広く教育関係者にご参加いただけます。
【本件のポイント】
●コロナ禍の影響で中止をしていた教員研修会「SET KINDAI」を3年ぶりに開催
●文部科学省が推進している「国際バカロレア」の指導方法を学ぶ大規模な教員研修会
●国際バカロレア認定校の講師陣による模擬授業とワークショップを実施
【本件の内容】
本校は、令和4年(2022年)6月に、国際的な教育プログラム「国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)」の認定校となりました。国際バカロレアは、スイスのジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際基準の教育プログラムであり、厳格な基準を満たした教育機関のみが国際バカロレア認定校(IB World School)となります。また、国際バカロレアの授業を担当するには、国際バカロレア機構が提供する公式ワークショップを受講するか、提携している大学などで教員資格を取得する必要があります。
本校では、平成28年(2016年)から参加者が学外の教育関係者約50人を含め、100人を超える大規模な教員研修会「SET KINDAI(Small Talk of Education and Technology)」を開催してきました。コロナ禍で中止していましたが、今年3年ぶりに開催します。
今回は、講師として国際バカロレアのコーディネーターである前田 紘平先生をはじめ、国際バカロレア認定校から8人の先生をお迎えし、教育改革と国際バカロレア普及促進を目的に、国際バカロレアの特徴とも言える「探究的な学習」や「概念学習」などの指導方法を学ぶ研修を行います。第1部では、国際バカロレア認定校の講師陣による模擬授業、第2部では、前田 紘平先生による基調講演とワークショップを行います。第3部では、国語・英語・社会(歴史)・理科(化学)・数学と国際バカロレアの教育プログラムの1つであるCAS(Creativity/創造性、Action/活動、Service/奉仕)・TOK(Theory of Knowledge/知の理論)、7科目に分かれて授業プラン作成のワークショップを実施します。
【開催概要】
日時 :令和4年(2022年)12月15日(木)10:00~16:30
会場 :近畿大学附属高等学校
(大阪府東大阪市若江西新町5丁目3番1号、
近鉄奈良線「八戸ノ里駅」から徒歩約20分)
対象 :国際バカロレア認定校やその教育に関心のある教育関係者
(定員200人、参加無料、事前申込制)
スケジュール:10:00~10:20 Opening Session
10:30~12:00 Session 1 模擬授業の体験
12:40~14:10 Session 2 基調講演・ワークショップ
14:30~15:50 Session 3 ワークショップ
16:00~16:30 Closing Session
申込方法 :本校ホームページまたは以下より申込
https://forms.gle/c3padsEiQTEQk3bo6
お問合せ :近畿大学附属高等学校IB準備室 担当:大川 稔和
TEL(06)6722-1261
【講師】
[基調講演]前田 紘平先生(国際バカロレア機構 DLDPコーディネーター)
[国語]杉本 紀子先生(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
[英語]プリュープラー(ミント)リッティチャロンポン先生(山梨学院高等学校)
[社会(歴史)]南迫 勝彦先生(広島県立広島叡智学園高等学校)
[理科(化学)]松尾 英樹先生(沖縄尚学高等学校・附属中学校)
[数学]木村 光宏先生(岡山理科大学)
[CAS(Creativity, Action, Service)]大山 達也先生(大阪府立水都国際高等学校)
[TOK(Theory of Knowledge)]熊谷 優一先生(ナレッジキャラバン)
【関連リンク】
近畿大学附属高等学校
https://www.jsh.kindai.ac.jp/hs/