第25回近畿大学中央図書館貴重書展 開催 近畿大学所蔵の貴重な資料を期間限定で公開

近畿大学(大阪府東大阪市)中央図書館では、平成30年(2018年)10月15日(月)~20日(土)までの6日間、貴重書展を開催します。今回は、本学文芸学部設立30周年記念事業と連携し、「紙という舞台-歴史を刻む、物語を運ぶ-」をテーマとした展示を行います。

【本件のポイント】
●大学所蔵の貴重な資料を、一般の方や学生に公開
●本学文芸学部教員によるミニ講義も実施
●授業で学んだ名著の実物を見ることや、パネルトーク、ミニ講義等で各分野の専門家の話を聞くことで、文化的経験を得られる機会

【本件の概要】
中央図書館では、本学学生および教員に対する教育・研究支援ならびに一般の方々への生涯学習支援の一環として、本学所蔵の貴重書を公開する貴重書展を毎年開催しています。
今年は、「紙という舞台-歴史を刻む、物語を運ぶ-」をテーマに、近畿大学所蔵の貴重な資料の中から、約40点を選りすぐって紹介します。インキュナブラと呼ばれる15世紀後半に作られた印刷物のなかでも、多数の細密な挿絵で有名な『ニュルンベルク年代記』、『伊勢物語』(嵯峨本)の現物など、普段目にすることのない貴重な資料をお楽しみいただけます。また、会期中、本学文芸学部教員によるパネルトーク、ミニ講義も行います。昨年は926人が来場しました。

■日  時:平成30年(2018年)10月15日(月)~20日(土)10:30~17:00
■場  所:近畿大学東大阪キャンパス 中央図書館 5階 5-D グループ閲覧室
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:どなたでも入場いただけます(入場無料)
■お問合せ:近畿大学中央図書館 TEL(06)4307-3089

【主な出展資料】
『聖務日課書』15世紀後半頃写
ナポレオン『エジプト誌』1809-1822年
ビアズリー挿絵『アーサー王の死』1893-1894年
『ふんしやう』(奈良絵本)江戸前期頃
(会期中、一部の作品については、展示ページを日替わりでご覧いただけます。)

【関連イベント(無料・予約不要)について】
パネルトーク 紙と書物の文化史
場    所:アカデミックシアター1階 ラーニングコモンズ
日    時:10月16日(火)11:00~12:15
パネリスト :副学長・文芸学部教授 髙宮いづみ
       文芸学部准教授 図師宣忠
       文芸学部准教授 松岡久美子
モデレーター:中央図書館長・文芸学部教授 八角聡仁

ミニ講義 よみがえる伝説~『アーサー王の死』出版をめぐって
場所:中央図書館 5階 5-E 閲覧室
日時:10月17日(水)15:00~16:00
講師:文芸学部准教授 小宮真樹子

【近畿大学中央図書館について】
近畿大学中央図書館は、約150万冊の図書と約13,000種の雑誌を所蔵し、約51,000誌の電子ジャーナルや電子ブック、データベースなどの最先端サービスを提供する、近畿大学における学術情報の拠点です。年間約330日開館し、入館者数は約63万人に及びます。
中央図書館は学生への教育・学習支援、ならびに教員への研究支援に積極的に取り組み、知の継承と創造の中枢としての役割を担っています。特に学生に対しては、主体的学習支援としてガイダンス・講習会などの多様な利用指導サービスと、就職活動や大学生活全般への情報提供をおこなっています。
また、近畿大学学術情報リポジトリにより学内の学術成果を発信することで、学術の発展に寄与するとともに、国立国会図書館の事業の一つであるレファレンス協同データベースへの協力を通じて知的コミュニティへの継続的な貢献をおこなっています。
そのほか、生涯学習支援として卒業生向けサービスの実施、地域住民の方へ一般公開を行うなどして、大学の社会的責任をも果たしています。

【関連リンク】
文芸学部文化・歴史学科 教授 髙宮 いづみ(タカミヤ イヅミ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1151-takamiya-izumi.html

文芸学部文化・歴史学科 准教授 図師 宣忠(ズシ ノブタダ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1178-zushi-nobutada.html

文芸学部文学科(日本文学専攻) 教授 八角 聡仁(ヤスミ アキヒト)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1107-yasumi-akihito.html

文芸学部教養・基礎教育部門 准教授 小宮 真樹子(コミヤ マキコ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1240-komiya-makiko.html

過去の貴重書展の様子
過去の貴重書展の様子

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