小学生が世界遺産「清水寺」で外国人観光客に英語でインタビュー 対話式学習で学んだ英語学習の成果を試す

令和5年(2023年)10月の複言語学習の様子(左)令和元年(2019年)英語インタビューの様子(右)
令和5年(2023年)10月の複言語学習の様子(左)令和元年(2019年)英語インタビューの様子(右)

近畿大学附属小学校(奈良県奈良市)では、令和5年(2023年)11月24日(金)に、6年生が社会科見学として京都の清水寺を訪れ、外国人観光客に訪日の目的や日本の文化について、英語でインタビューを行います。事前に16カ国語での挨拶や簡単な会話の練習を行っており、複言語での挨拶にも挑戦します。

【本件のポイント】
●英語学習と社会科学習の一環として、世界遺産「清水寺」を訪れた外国人観光客への英語インタビューでコミュニケーションを図る
●複言語学習を行うことで、国や文化の違いを理解し、幅広い視野を持った人材を育成
●児童は対話式英会話アプリや、翻訳アプリなどを活用し、事前練習を実施

【本件の内容】
文部科学省の学習指導要領改訂を受けて、より一層小学校での英語教育の重要性が高まっている中、本校では、平成30年(2018年)から対話式英語学習に取り組んでいます。
今回、社会科学習の一環として、本校の6年生が金閣寺や銀閣寺、平等院鳳凰堂、二条城等の世界遺産を実際に見学し、歴史や文化を学び、国風文化・北山文化・東山文化の理解を深めます。さらに英語学習として、世界遺産の清水寺境内で4~5人編成のグループに分かれ、外国人観光客に訪日の目的や日本の文化についての、英語インタビューを実施し、話す力・聞く力等の対話式学習の成果を試します。複言語学習とは複数年かけて一つの言語を学習するところを、同時並行的に複数の言語で挨拶や自己紹介などの表現を学習することです。児童らは、事前に複言語学習に詳しい大阪大学サイバーメディアセンター教授の岩居弘樹氏による複言語特別授業をZoomで計5回受講しており、インタビューする方の国の言語で挨拶やお礼が言えるよう16カ国語を学習しています。世界共通語の英語でインタビューし、複言語で挨拶をすることで、いろいろな国や地域の文化や人に興味を持ち、国や文化の違いからくる偏見や差別をなくし、幅広い視野を持つことの重要性を学びます。

【実施概要】
日時:令和5年(2023年)11月24日(金)9:45~14:15 ※ 雨天決行
場所:京都 清水寺(京都府京都市東山区清水1丁目294)
対象:近畿大学附属小学校6年生107人

【関連リンク】
近畿大学附属小学校
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/


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