起業家育成プログラムを学生向けに実施 シリコンバレー生まれの「Lean LaunchPad」プログラム開催!

近畿大学(大阪府東大阪市)は、近大発ベンチャー企業の創出に向けて、平成30年(2018年)10月20日から約2カ月間、実学教育拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」で在学生向けにシリコンバレー生まれの起業家育成プログラム「Lean LaunchPad(リーン ローンチパッド)」を開催します。

【本件のポイント】
●シリコンバレー生まれの起業家育成プログラムを、日本の環境に適合化したワークショップ
●プログラムの提唱者Steve Blank 氏の弟子、堤孝志氏と飯野将人氏が講義・演習を行う
●学生は企業・地域・研究機関等と連携し、次世代の近大発起業家をめざす

【本件の概要】
昨年30人が参加し、今年2回目の開催となる本ワークショップは、学生が自らのアイデアや技術をもとに事業をゼロから創る「ゼロイチ力(りょく)」を身につけることを目的に、スタンフォード大学で教鞭をとる起業家Steve Blank 氏が提唱する「Lean LaunchPad」プログラムをもとに実施します。このプログラムでは、初心者であっても手順とコツを学ぶことで、効率的にアイデアや研究成果の事業化を進める力が身につきます。
受講生は、まず「Lean LaunchPad」に沿った経営理論と経営ツールを学び、新商品のアイデアを考え仮説検証を行います。その後、収益モデルを考え、成功するビジネスモデルを作り上げます。新規ビジネスモデルの開発では、実際に潜在顧客へのインタビューを実施したり、提供価値を検証するためのプロトタイプ(試供品)の用意など、アクティブラーニングを実践します。ワークショップの最後には発表の場を設けてプレゼンを披露します。
学生は、チーム制でのグループワークを中心としたディスカッションや発表を通して対話力が磨くことができ、最終的には、ゼロから起業できる力を身につけるだけでなく、経営者として新規事業に必要な進捗管理・評価方法も身につけることができます。

■日時:平成30年(2018年)10月20日(土)~12月16日(日)全6回コース
■場所:近畿大学東大阪キャンパス ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対象:近畿大学学生20人程度(全学部対象)

【開催日時及び内容】※開催場所は日程により変更になります
シリコンバレー生まれの起業家育成プログラム「Lean LaunchPad」(全6回コース)
第1回 10月20日(土)10:00~18:00
     ・新商品のアイデアを考える(デザイン思考)
第2回 10月28日(日)10:00~17:00
     ・新商品の価値を検証する(リーンスタートアップ)
第3回 11月3日(土)10:00~17:00
     ・収益モデルを構築する
第4回 11月18日(日)13:00~17:00
     ・ビジネスモデルをデザインする(ビジネスモデルキャンバス)
第5回 12月1日(土)13:00~17:00
     ・ビジネスモデルからビジネスプランへ(蓋然性と成長性を示すビジネスプランの作成)
第6回 12月16日(日)13:00~17:00
     ・ビジネスプランの最終発表とフィードバック

【講師プロフィール】
堤 孝志(つつみ たかし)氏
総合商社、シリコンバレーのVC(Venture Capital)を経て、平成15年(2003年)から国内のVCに勤務。日米・アジアにて幅広くベンチャー投資活動を行う。かたわら、個人的な活動として「顧客開発モデル」を中心とした講演や、その実践講座「Lean LaunchPad」を精力的に行っている。東京理科大学工学部卒。McGill大学経営大学院修了。
訳書に『アントレプレナーの教科書』『スタートアップ・マニュアル』(翔泳社)、『クリーンテック革命』(ファーストプレス)がある。

飯野 将人(いいの まさと)氏
大手金融機関、米系コングロマリットといった大企業勤務の後、日米複数のスタートアップの経営に参画。その後、平成15年(2003年)から平成24年(2012年)まで国内VCにてベンチャー投資に取り組む。平成24年(2012年)4月から西海岸発のハイテクベンチャー、ナント・モバイル取締役副社長に就任。かたわら、個人的な活動として「顧客開発モデル」を中心とした講演や、その実践講座「Lean LaunchPad」を精力的に行っている。東京大学法学部卒。米国ハーバード大学経営大学院修了。
訳書に『スタートアップ・マニュアル』(翔泳社)、『クリーンテック革命』(ファーストプレス)がある。

昨年のワークショップの様子
昨年のワークショップの様子

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