大学生と高校生が地域課題の解決に挑む「SDGs×問題解決プログラム」 地方に必要とされるサービスの開発から起業家精神育成を図る

過去の取り組みの様子
過去の取り組みの様子

近畿大学(大阪府東大阪市)は、令和3年(2021年)11月12日(金)から約5カ月間、本学と附属高等学校から募集した約30人の大学生・高校生を対象に、現地でのフィールドワークを通して地方が抱える課題の解決をめざす「SDGs×問題解決プログラム」を実施します。なお、本件は、グローバル社会へ貢献する志高き人材の支援・育成を目的とした実践型教育プログラムを運営している、特定非営利活動法人very50(東京都豊島区)の協力のもとで行います。

【本件のポイント】
●地方が抱える課題について、調査から仮説検証まで行うことで問題解決能力を養成
●現地の人に必要とされる商品やサービスの開発を通して、起業家育成を目指す
●大学生と高校生が共同で取り組むことで、高大連携を強化

【本件の内容】
「SDGs×問題解決プログラム」は、本学学生と附属高等学校の生徒、合計約30人が参加し、沖縄離島や東京郊外などで地方が抱える課題を発見し、現地の特色や特性を生かした商品・サービスを開発することで課題解決をめざすものです。
学生らは、まず事前ワークとして、ロジカルシンキングやプレゼン手法の実践型スキルを磨きます。次に、地域活性や地方の課題解決に取り組む社会起業家や商品開発技術者らとのディスカッションを通して、地方の現状を調査し、経営課題の解決法について仮説を構築します。その後、令和4年(2022年)3月中旬頃にフィールドワークで予定している、現地でしか見えない本質的な問題を見つけ出し、現地の人に必要とされる商品やサービスの開発を行います。最終的には、実際に開発した商品やサービスを現地で販売・展示することを目指しています。
これらのプログラムを通して、大学生や高校生が自ら考え行動するための基礎力を身につけ、課題提起だけでなく実際に商品やサービスの開発プロセスを体験することで、起業家精神の育成をはかります。また、高大連携プログラムとして大学生と高校生の混合チームで取り組むことで、普段の授業や学校生活では体験できない刺激を提供します。

【開催概要】
日時:令和3年(2021年)11月12日(金)~令和4年(2022年)3月11日(金)
   上記期間の中で15回、事前ワークを実施 各日19:00~21:00
   ※ フィールドワークは令和4年(2022年)3月中旬頃に実施予定
場所:近畿大学東大阪キャンパス アカデミックシアター 3号館403教室
   またはオンライン
   (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩10分)
対象:近畿大学生、近畿大学附属高等学校生 合計30人程度

【特定非営利活動法人very50】
海外実践型教育プログラム「MoG」を開発・運営。参加者にアジア新興国の社会課題と向き合うことで当事者意識や課題解決能力を学んでもらうことを主眼とし、延べ1,400人の高校生・大学生・社会人が参加しています。

所在地:東京都豊島区南大塚2-45-11 メゾンドールアム1F
代表者:代表理事 菅谷 亮介
設 立:平成20年(2008年)6月
受 賞:平成29年(2017年)、
    日本アクティブ・ラーニング学会主催
    「ACTIVE LEARNING AWARD 2017」非ICT部門銀賞
    平成30年(2018年)、
    経済産業省主催
    「第9回キャリア教育アワード(中小企業の部)」優秀賞

【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/


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