生徒会が日本赤十字社と連携して献血活動を実施 高校生が献血の現状を理解し、必要性を学ぶ
近畿大学附属和歌山高等学校(和歌山県和歌山市)は、令和3年(2021年)12月18日(土)に、日本赤十字社・和歌山県赤十字血液センターと本校生徒会の主催による献血活動を行います。
【本件のポイント】
●少子高齢化の中で若年層の献血協力が必要とされている現状を知り、正しい理解を図る
●若年層の初回献血のきっかけ作りとして、生徒会が献血の必要性や協力を呼びかける
●生徒は献血活動を通じて命の大切さを学び、社会貢献の第一歩を踏み出す
【本件の内容】
近畿大学附属和歌山高等学校生徒会は、平成25年(2013年)から、毎年12月に16歳以上の高校生と教職員を対象とした献血活動を実施しています。今年で9回目を迎え、9月には多年にわたる献血への協力に対し、和歌山県知事より感謝状の贈呈を受けました。
現在、少子高齢化の影響により、献血血液の需要は増える一方、献血者の不足により供給が減っています。血液は、人工的に造ることができず、長期保存ができません。献血者の健康を守るため、一人が1年間に献血できる回数や量には上限があり、患者の方へ安定した供給をするには、1年を通じて多くの人の継続した協力が必要です。献血者を年代別にみると、40~69歳までが増加傾向であるのに対して若年層が減少しており、この状況が続くと輸血用血液製剤の円滑な供給に重大な支障をきたす恐れがあります。
このような現状から、本校でも生徒が献血の現状を理解し協力してもらえるよう、また若年層の初回献血のきっかけ作りとして、生徒会が中心となって献血活動を行い、一人でも多く協力してもらえるよう呼びかけます。生徒たちはこのボランティアを通じて命の大切さを学び、社会貢献の第一歩を踏み出します。
【開催概要】
日時:令和3年(2021年)12月18日(土)
午前の部(10:00~11:20)保護者、教職員
午後の部(13:20~17:00)生徒
場所:近畿大学附属和歌山高等学校 東校舎北側通路奥(1F大教室前)
(和歌山市善明寺516、JR阪和線「和歌山駅」から和歌山バスで約15分
「近畿大学附属和歌山校前」下車すぐ)
対象:本校生徒1,061人(このうち16歳以上の者)、保護者、教職員
【関連リンク】
近畿大学附属和歌山高等学校
https://www.hwaka.kindai.ac.jp/