串本海中公園水族館で企画展「近大養殖の世界」を開催 近大マグロや交雑魚「クエタマ」など近畿大学の研究成果を展示

近大マグロが展示される串本海中公園水族館の水中トンネル水槽の様子
近大マグロが展示される串本海中公園水族館の水中トンネル水槽の様子

串本海中公園センター水族館(和歌山県串本町)は、近畿大学(大阪府東大阪市)と近畿大学発ベンチャー企業「株式会社アーマリン近大」(本社:和歌山県白浜町)の協力のもと、令和3年(2021年)6月5日(土)から9月30日(木)の期間、串本海中公園水族館で企画展「近大養殖の世界」を開催します。長さ24mの水中トンネル水槽で近大マグロを展示するほか、研究から生まれた交雑魚「クエタマ」「キンダイ」など、近畿大学の水産研究の歴史を象徴する魚種の展示を行います。

【本件のポイント】
●近畿大学の養殖魚「近大マグロ」「クエタマ」「キンダイ」などを展示する企画展を開催
●飼育の難しいマグロを関西の水族館で唯一、水槽で展示
●来場者に、持続可能な養殖を目指す研究活動の重要性について学ぶ機会を提供

【本件の内容】
串本海中公園水族館は、黒潮の影響を強く受ける串本の海を再現し、串本の海に住む生き物約500種・5000点を展示する水族館です。今回、和歌山県にある水産研究所で、世界レベルの研究を行っている水産養殖のパイオニア、近畿大学の協力のもと、企画展「近大養殖の世界」を開催します。
企画展では、近大マグロ(クロマグロ)のほか、研究によって誕生した交雑魚である、クエタマ(クエとタマカイの交雑種)、キンダイ(イシダイとイシガキダイの交雑種)、ブリヒラ(ブリとヒラマサの交雑種)などを展示します。また、近畿大学における養殖研究や、串本海中公園水族館における近大マグロ飼育の試みなどを紹介するパネル展示、映像コーナーを設けています。
日本は国民一人当たりの魚消費量が世界一の水産大国です。しかし、近年水産資源をめぐる問題は大きな岐路にたたされています。乱獲や海洋汚染による水産資源の枯渇が懸念される状況に立ち向かい、養殖魚類を安定的に世界へ供給するために持続可能な養殖を目指す近畿大学の研究活動や取り組みなどを紹介します。普段は見ることが難しい、泳ぐ近大マグロやその他の養殖魚たちの姿を多くの方に見ていただき、楽しんでいただくと同時に、私たちの食生活や環境について考える機会を提供したいと考えています。

【開催概要】
企画展名  :近大養殖の世界
開催期間  :令和3年(2021年)6月5日(土)~9月30日(木)
場所    :串本海中公園水族館 特別展示室 他
       (和歌山県東牟婁郡串本町有田1157、
        JR紀勢本線「串本駅」からバス約10分)
営業時間  :9:00~16:30(チケット販売は閉館の30分前まで)
入園料金  :大人1800円 小・中学生800円 幼児200円
お問合せ  :株式会社串本海中公園センター TEL(0735)62-1122(代表)
ホームページ:http://www.kushimoto.co.jp/

【「近大養殖の世界」主な展示魚】
近大マグロ:平成14年(2002年)、近畿大学が世界で初めて完全養殖を達成。今回展示するのは、令和2年(2020年)7月9日、串本町大島生まれ。
クエタマ:クエとタマカイの交雑種。クエと遜色のない味を保ちながら、成長が早い。
キンダイ:イシダイとイシガキダイの交雑種。イシダイの強い繁殖力とイシガキダイの早い成長という特長を併せ持つ。
ブリヒラ:ブリとヒラマサの交雑種。脂の多いブリと色持ちが良く弾力性に富むヒラマサの良さを併せ持つ。
マダイ:近畿大学で最も生産の多い魚種。年間1,200~1,300万尾の稚魚を近畿大学から全国の養殖業者に供給している。
シマアジ:近畿大学で2番目に生産の多い魚種。国内養殖用稚魚の70%を近畿大学から供給している。
シベリアチョウザメ:近畿大学では、研究の一環で世界三大珍味「キャビア」を製造し、株式会社アーマリン近大を通じて販売している。
<展示場所>
近大マグロ:Cゾーン 水中トンネル水槽
その他の魚:Bゾーン 企画展示室

【串本海中公園水族館】
所在地 :和歌山県東牟婁郡串本町有田1157
館長  :森 美枝
運営会社:株式会社串本海中公園センター(株式会社鈴木商会グループ)
設立  :昭和46年(1971年)

【関連リンク】
近畿大学水産研究所
https://www.flku.jp/

マグロ
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チョウザメ
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キンダイ
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ブリヒラ
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