農業の魅力を肌で感じる！ 近畿大学附属農場で中学生が農場見学・体験学習
近畿大学附属湯浅農場（和歌山県有田郡湯浅町）は、中学生を対象に農場見学・体験学習を実施します。令和元年（2019年）7月25日（木）には大谷中学校（大阪府大阪市）の3年生（凛花コース）28人に、令和元年（2019年）7月30日（火）～31日（水）には近畿大学の協定校である奈良育英中学校（奈良県奈良市）の1年生（選抜コース）9人を対象に実施します。
【本件のポイント】
●農作業を行うことで、農業の魅力を肌で感じ興味を持ってもらう
●講義や見学を通じて本農場での取り組みや歴史を紹介
●農業体験を通じて理系分野に対する関心や興味を導き、進路選択にも役立てる
【本件の内容】
近畿大学附属農場では大谷中学校の2～3年生を対象に春と夏の年2回見学・体験学習を実施しています。春には本農場の主要作物であるミカンやマンゴーを見学し、その後、春に見学に訪れた2年生が3年生になった夏に2回目の見学を実施し、春に見た作物がどのように生長したかを学びます。夏の体験学習では「マンゴーの収穫ネットかけ」や「ミカンの摘果」などの体験を行うことで普段なじみのない農業を肌で感じることができます。
また、奈良育英中学校の1年生は、2日間にかけて濃密な見学・体験学習を実施しています。「マンゴーの収穫」や「ミカンの摘果」体験に加え、「ウメシロップ作り」体験を行います。「ウメシロップ作り」体験では食の安全性にも触れることができ、学習の幅を広げます。中学校生活や普段の授業では経験できない体験学習を通じて、学問に対するさらなる興味へ繋がるような農場見学・体験学習を行っています。
【開催概要】
■大谷中学校
日時：令和元年(2019年）7月25日（木）10:30～14:30
10：30 近畿大学附属農場湯浅農場 助教 志水恒介による講義
11：15 マンゴーハウスやミカンほ場の見学
13：00 体験学習（マンゴーの収穫ネットかけ、ミカンの摘果）
場所：近畿大学附属湯浅農場（和歌山県有田郡湯浅町湯浅2355−2）
対象：大谷中学校3年生（凛花コース）28人、引率教員2人
■奈良育英中学校
日時：令和元年(2019年）7月30日（火）11:00～31日（水）15:30
場所：近畿大学附属湯浅農場（和歌山県有田郡湯浅町湯浅2355−2）
対象：奈良育英中学校1年生（選抜コース）9人、引率教員2人
【7月30日（火）】
11：00 近畿大学附属農場湯浅農場 教授 文室政彦による講義
13：00 マンゴーハウスやウメほ場の見学
14：30 体験学習（ミカンの摘果）
15：00 柑橘遺伝資源保存園の見学
【7月31日（水）】
9：30 体験学習（マンゴーの収穫）
10：45 農業機械の見学
13：00 近畿大学附属農場湯浅農場 講師 伊藤仁久による講義
14：20 ウメシロップ作り体験（附属農場で栽培したウメを使ってのシロップ作り）
【参加校概要】
■学校法人 大谷学園
明治42年（1909年）、「次代の母たるべき若い魂に、深い信仰と豊かな教養を」の理念のもと左藤了秀が大谷裁縫女学校を始めました。
価値観の多様化した現代社会においてこそ「稔るほど頭の下がる稲穂かな」のように、しっかりと大地に足をつけ、謙虚で誠実な女性を育成していくことを学園の使命とし、現在では大阪大谷大学をはじめ、大谷中学校・大谷高等学校、東大谷高等学校、大谷さやまこども園を擁します。
■学校法人 奈良育英学園
大正5年（1916年）4月に藤井高蔵、ショウ夫妻が、当時の女子教育熱の勃興に鑑み女子教育振興に使命を感じ、私立育英女学校を設立しました。神を信じ、人を愛し、道義を重んじ、真理を愛し、職分を貴び、勤労を楽しむ精神を涵養し、完全な人格を育成することを教育目標としています。平成19年（2007年）には、近畿大学と「21世紀教育連携パートナーシップ協定」を締結しました。相互の教育に係る交流・連携を通じて、生徒の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、高校教育・大学教育の活性化を図ることを目的としています。
【関連リンク】
附属農場 助教 志水 恒介（シミズ コウスケ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/168-shimizu-kousuke.html
附属農場 教授 文室 政彦（フムロ マサヒコ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/150-fumuro-masahiko.html
附属農場 講師 伊藤 仁久（イトウ キミヒサ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1206-itou-kimihisa.html
