刀剣ファン必見 「江雪左文字」など国宝14口が広島県福山市で展示

2020-02-26 11:00

 広島県福山市にある「ふくやま美術館」で「小松安弘コレクション寄贈記念 日本の名刀」が開催中です。
 国宝7口、国の重要文化財6口、特別重要刀剣1口、計14口の貴重な刀剣が4月5日まで公開されています。個人の刀剣コレクションで国宝が7口も揃っているのは他に例がなく、美術館・博物館としても東京国立博物館の19口に次ぐ多さを誇っています。
 その中でも注目を集めているのが南北朝時代の太刀「江雪左文字」。戦国大名の小田原北条家の武将だった板部岡江雪斎は、北条家衰退後に豊臣秀吉、徳川家康に仕えており、「江雪左文字」は家康を経て、紀伊徳川家にわたり同家第一の名刀とされていました。
 開催期間中には、ふくやま美術館館長で刀剣研究の第一人者の原田一敏館長によるギャラリートークも開催されます。ゲーム「刀剣乱舞―ONLINE-」にも登場し、「刀剣女子」など若者からも人気の「江雪左文字」に関する深い話を聞くことができるかもしれません。

●展示概要
特別展示 小松安弘コレクション寄贈記念「日本の名刀」
日時:4月5日(日)まで
場所:ふくやま美術館(広島県福山市西町2丁目4-3)
内容:福山市名誉市民である株式会社エフピコの創業者の故小松安弘氏が収集した国宝7口を含む日本刀全14口のコレクションを展示

●ギャラリートーク
日時:3月14日(土)14時~15時
料金:所蔵品展観覧券が必要 

詳しくはこちら
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/170984.html

【本リリースに関するお問い合わせ先】
ふくやま美術館 
TEL:084-932-2345
(受付時間 平日9:30~17:00)
休館日…月曜日(祝休日の場合翌日)

◆福山市について
 福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。

福山市公式ホームページ
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/

国宝《太刀 銘 筑州住左(江雪左文字)》小松安弘コレクション
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