近畿大学産業理工学部が高校生対象の体験プログラムを実施 大学3年次以降に行うリチウムイオン電池の作製を特別に体験

グローブボックスを使ったリチウムイオン電池作製の様子
グローブボックスを使ったリチウムイオン電池作製の様子

近畿大学産業理工学部(福岡県飯塚市)は、令和6年(2024年)6月22日(土)、高校生を対象に、リチウムイオン電池作製の体験プログラムを実施します。リチウムイオン電池についての座学や研究室ツアーなども行います。

【本件のポイント】
●高校生が、大学教員指導のもとグローブボックスを用いてリチウムイオン電池の作製を体験
●リチウムイオン電池についての座学や研究室ツアーなども実施
●高校生が大学の学びを体感し、進路を考えるきっかけとする

【本件の内容】
近畿大学産業理工学部では、高校生に大学の実験や研究室を体験してもらうことで、理系への興味を高めるため、体験プログラムを実施しています。今回のテーマはリチウムイオン電池の作製です。リチウムイオン電池は、電気自動車やスマートフォンに利用されるだけでなく、SDGsやカーボンニュートラルなど、豊かな未来社会を実現するために不可欠な技術として注目されています。通常、リチウムイオン電池の作製は大学3年次以降に行いますが、特別に高校生が入学前に体験できる機会を設けました。
リチウムイオン電池の作製には、特殊な実験器具を使います。外気と遮断された状況下で作業できるように設計されたグローブボックスを用い、電極とセパレータを積み重ね、電解液を注入することでコイン型のリチウムイオン電池を作製します。また、作製体験のほかに、生物環境化学科と電気電子工学科の担当教員による学科説明と研究室ツアーも行います。
体験プログラムや研究室ツアーを通じて高校生が大学での学びを体感し、将来の進路について考えるきっかけを提供します。

【実施概要】
日時:令和6年(2024年)6月22日(土)10:00~12:00
場所:近畿大学福岡キャンパス 2号館 生物環境化学実験室Ⅱ
   (福岡県飯塚市柏の森11-6、JR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバス約5分)
対象:高校生 10人 ※ 定員に達したため受付終了
講師:近畿大学産業理工学部生物環境化学科教授 岡伸人
   近畿大学産業理工学部電気電子工学科准教授 春田正和

【プログラム】
10:00 学科説明(生物環境化学科、電気電子工学科)
10:30 リチウムイオン電池についての概要説明、研究室ツアー
11:10 リチウムイオン電池作製
11:50 閉会挨拶

【関連リンク】
産業理工学部 生物環境化学科 教授 岡伸人(オカノブト)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1492-oka-nobuto.html
産業理工学部 電気電子工学科 准教授 春田正和(ハルタマサカズ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2387-haruta-masakazu.html

産業理工学部
https://www.kindai.ac.jp/hose/


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