近畿大学産業理工学部生が高校生とともに地域活性化に貢献 飯塚高校「まちなか学園祭」のメイン会場をデザイン
近畿大学産業理工学部(福岡県飯塚市)建築・デザイン学科教授 小池博ゼミは、令和6年(2024年)11月23日(土・祝)に、飯塚市中心市街地で開催される学校法人嶋田学園飯塚高等学校(福岡県飯塚市)主催の「まちなか学園祭」において、メイン会場のデザインを高校生と一緒に手掛けます。
【本件のポイント】
●飯塚高校主催の「まちなか学園祭」を、産業理工学部生が空間デザインを通してサポート
●高大連携で地域イベントを盛り上げ、地域活性化に貢献
●学生は、老若男女が楽しめる空間デザインに携わり、企画力やイベント遂行力を実践で養う
【本件の内容】
産業理工学部建築・デザイン学科の小池ゼミは、これまでに「飯塚つなごうプロジェクト」や「ナイトリバー in 飯塚」などの地元のイベントに協力し、空間デザインを通して地域活性化に貢献することを目的の一つとして活動してきました。そのような背景から、令和4年(2022年)に飯塚高校から「まちなか学園祭」を一緒に盛り上げてほしいという依頼を受け、ゼミ生が高校生と一緒に会場の空間デザインを行うこととなりました。
今回も、引き続きメイン会場の空間デザインを手掛けます。メイン会場は本町商店街の広場「ヲソラホンマチ」と隣接する駐車場で、10tトラックを用いたステージの前に広場を設け、ウッドパネルやパラソル、植栽代わりに装飾した竹の筒を使って多くの観客が集まれるスペースをデザインします。今年は新たな試みとして、8月から近大生と高校生が一緒にワークショップを行い、工作ブースで共同で行う企画や、展示会場のレイアウトについても話し合いを行ってきました。これによって、より近しい関係での高大連携の取り組みとなり、高校生は大学生の企画力やデザイン力に触れ、大きな刺激を受けることが期待されます。また、大学生は、高校生と協力して企画を考えることで、違った視点の発想を得ることができ、それを生かしながら地域の方々が集うイベントの空間デザインに携わることで、地域活性化に貢献します。
【開催概要】
日時 :令和6年(2024年)11月23日(土)10:00~15:00
場所 :飯塚本町商店街、飯塚東町商店街
(福岡県飯塚市、JR福北ゆたか線「新飯塚駅」から徒歩約10分)
対象 :一般の方(参加無料、事前申込不要)
お問合せ:学校法人嶋田学園飯塚高等学校 教諭 嶋田吉朗 TEL(0948)22-6571
近畿大学産業理工学部 建築・デザイン学科 教授 小池博
TEL(0948)22-5659(内線306)
【主なプログラム】
食べ物(焼きそば、おでん、からあげ、たこ焼き、わたあめ、クロッフル、焼き芋 など)
あそび(お化け屋敷、ゲームコーナー、射的、映画 など)
体験(ドローン体験、工作ブース、国際交流ブース、餅つき など)
ステージ(飯塚高校のクラスや部活の発表 など)
パレード
【飯塚高校「まちなか学園祭」】
学校法人嶋田学園飯塚高等学校が地元の商店街で行う学園祭。飯塚高校は、飯塚本町商店街(福岡県飯塚市)の脇に発祥の地があることから、令和3年(2021年)に飯塚市商店街連合会と連携協定を結んでいます。令和4年(2022年)に、創立60周年記念イベントの一つとして、それまでは校内で開催していた学園祭を、「まちなか学園祭」として飯塚本町商店街と飯塚東町商店街で実施しました。一度限りの記念イベントの予定でしたが、大変好評だったことから3年連続で同じ形式での開催を続けています。なお、近畿大学産業理工学部 小池ゼミとの高大連携の取り組みは、令和4年(2022年)から継続して実施しています。
【関連リンク】
産業理工学部 建築・デザイン学科 教授 小池博(コイケヒロシ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1029-koike-hiroshi.html