「ビル再生100の物語」募集資料ひとつでこんなに変わる!

ビル再生100の物語 第49話

2022-06-09 12:00

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

資料に載せたい物件のウリの見つけ方のお話です。

物件情報のチラシってイマイチだと思いませんか?
どれも建物のスペックと図面、賃料などの「情報」が書いてあるものばっかりで。

「眺望良好!」とか「〇〇駅至近」と文字で書かかれているものもありますが、どうもイメージがわきません。

アピールしないと損!

テナントさんはすごいたくさんの物件情報を見ています。
実際がどれだけ魅力的な物件でも、チラシがダサいと見る気もしません。
自分のビルが「見る気もしない」資料でテナント募集されていたとしたら、あまりにも残念じゃないですか?

例えば、こんな景色が見れる物件がありました。

アピールしないと損です!

でも、もともとのチラシはビルの外観写真と図面だけ。これってあまりにも損だと思いませんか?

このビル、駅からも近くないし建物も普通で、人気がいまひとつだったのですが、眺望の写真を一番大きくした資料にしてから問い合わせの数がウナギ上りになりました。

自分のビルにはそんな都合のいい特徴なんてない?
そんなことはありません。ちゃんと見直せば、実はいろいろウリになるポイントは見つかるもんです。
ちょっとしたコツをお話しします。

パターン1:屋上とかバルコニー

管理上、屋上を立ち入り禁止にしている物件が多いと思いますが、これはもったいないです。
オフィスの屋上で気晴らしできる場所があるなんてステキですよね?

パターン2:天井が高い

天井の高さが高いというのもすごくアピールしたいポイントです。
実際の現場での解放感は何とも言えないものがありますよね。

パターン3:近くにステキな公園やカフェがある

建物に特徴がなくても、あきらめないでビルの周辺に注目してみてください。
近くのカフェマップやランチマップを作ったらテナントさんに楽しんでもらえます。

パターン5:地域の歴史に注目する

古地図を見てみると、ビルの近くに有名な大名の御屋敷があった、なんてことがあります。

地域の歴史を調べてみると、地名の由来や近所の神社の由来がわかったり、お祭りのことだって初めての人にとっては教えてもらうと楽しいものです。

そういうことも募集資料に一言書いてあると読み物としても楽しめますし、印象に残るポイントになります。


始めて読まれる方に

中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。

これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。

リーシングマネジメントの基本的な考え方は、

「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」

です。

弊社での空室対策の事例やオーナーさんの声など、テナワンのHPにて詳しくご覧いただけます!

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