高校生が育てたチョウザメから初のキャビア 近畿大学水産研究所の教員から学ぶ「水産養殖基礎講座」

近畿大学附属新宮高等学校(和歌山県新宮市)の生徒25人は、平成30年(2018年)11月30日(金)、近畿大学水産研究所新宮実験場にて、総合的な学習「水産養殖基礎講座」の一環として育ててきたチョウザメから、初めてキャビアを採取します。平成22年(2010年)の講座開始から生徒が育ててきたチョウザメから採卵し、キャビアに加工します。加工したキャビアは熟成期間を経て、平成31年(2019年)3月ごろに生徒による試食会を行う予定です。

【本件のポイント】
●生徒が育てたチョウザメから初めて卵を採取し、キャビアに加工
●近畿大学水産研究所と連携した進路・キャリア教育の取り組み
●生徒は専門家から水産養殖を学び、最先端の研究に触れる

【本件の概要】
近畿大学附属新宮高等学校では、平成22年(2010年)から希望者を対象に、総合的な学習の一環として「水産養殖基礎講座」を行っています。高校1年生の10月から3年生の5月にかけて、近畿大学水産研究所の教員による講座や体験学習に加えて、生徒が水産研究所の施設内で、淡水魚ではチョウザメやアマゴ、海水魚ではマダイの養殖に取り組んでいます。
今回は、本講座のスタート時から生徒が飼育してきたチョウザメ5匹のうち、1匹から卵を採取し、キャビアに加工します。専門家の指導を受けながら、生徒が採卵からキャビアへの加工までを行います。

■日時:平成30年(2018年)11月30日(金)13:30~15:00
■場所:近畿大学水産研究所新宮実験場(和歌山県新宮市高田1330、
    JR「新宮駅」から「高田」行きバスに乗車して約30分で「郵便局前」下車、徒歩5分)
■対象:生徒 25人(1年生 22人、2年生 3人)

チョウザメの体重測定の様子
チョウザメの体重測定の様子

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