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南クリニック

ひと昔前は、シリコンバッグ挿入法が主流であった豊胸術も、最近は予算や希望のサイズによって、いくつかの選択肢が登場しています。

そのお陰で、たくさんの女性に豊胸術に興味を持っていただき、美容クリニックでも豊胸術の需要は右肩上がり。若い世代から還暦を超えた方まで、幅広い層の女性が来院されています。

最新の技術ではどんなことが可能になっているのか、豊胸術の選び方も含めて、豊胸術のトレンドについてお話していきましょう。

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バッグ、脂肪注入、ヒアルロン酸…豊胸術の歴史

シリコンバッグ挿入法の歴史

豊胸術が一般の人の美容目的で行われるようになったのは1960年代からです。当時は、シリコンを直接バストに注入する方法でした。確かにかさ増しにはなりますが、バスト内にシリコンが散らばって危険ということで、現在はこの方法は行われていません。

シリコンの散らばりを防ぐためにとつくられたのが、シリコンを袋状にしてバスト内に挿入する方法で、これが今も海外では圧倒的なシェアを誇る「シリコンバッグ挿入法」の始まりです。

バッグの素材や形は進化を続けている

表面の加工は2種類が販売されています。ざらざらした表面の「テクスチャードタイプ」は、なめらかな表面加工の「スムースタイプ」に比べて、周囲に硬い膜ができにくく、柔らかな感触が続くと言われています。激しい痛みを伴うマッサージも不要ということで人気が上昇していますが、バストの動きが不自然という指摘もあります。

バッグの形も、お椀型、しずく型などさまざまなものが登場しています。シリコンバッグ挿入法を行うと、横になったときにバストが自然な流れをせず人工的な印象だと言われますが、おわん型であれば、ある程度バストの流れを演出できます。

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最新の手術は、昔と何が違うのか

基本的にシリコンバッグを挿入するという点では、今も昔も変わりはありません。しかし、各クリニックが研究や実勢を重ねるなかで、どういうタイプの人はどんなバッグを、どの位置に入れると、より美しい仕上がりになるかが発見されてきています。

たとえば、谷間をつくりたい人、年齢が高く下垂が目立つ人、若くて張りのある人など、希望の形や大きさ、現在のバストの状況に応じて、大胸筋下や乳腺下、 大胸筋筋膜下など、入れる場所を検討します。

メスを入れる場所は、わきの下とアンダーバストが主流です。傷が目立たないという点ではわきの下に軍配が上がります。ただ、より安全で美しい位置に挿入できるのはアンダーバストからの挿入。乳がん手術後の乳房形成では、アンダーバスト や手術の傷からアプローチする方法を選択することが多いようです。

脂肪注入法は脂肪吸引の技術が先導して生まれた

1970年代頃から、「痩身」が美容クリニックのなかでも多くの需要を占めるようになってきました。お腹や太ももなどの部分痩せを希望する女性が増えて、痩身のための脂肪吸引が行われるようになったのです。

脂肪吸引に関しては、開発当初は麻酔による事故や、脂肪吸引の量の誤りなど、医療機関と患者さんの間でトラブルが少なくありませんでした。それが、ここ十年ほどで、ほとんどのクリニックが安定した技術を提供できるようになってきました。

脂肪を吸引する際に使用するカニューレの太さの種類が増えたこと、吸引に使用する機械の改良などが続き、患者さんや部位にあった吸引が可能となっています。

ただ、未熟なドクターのもとでは、今もトラブルがなくなっていないという噂も聞こえてきます。安価すぎる施術には十分気をつけて、実績のあるドクターのもとで脂肪吸引は行ってください。

脂肪注入の機器と器具は格段の進歩を遂げている

吸引した脂肪をバストに注入する技術も、ここ十年が大きな過渡期であったと感じています。

採取した脂肪から不純物を取り除く技術、そして脂肪を注入する際のカニューレの種類など、機械や器具の進歩は脂肪注入法を大きくステップアップさせてきました。

ただし、こちらも脂肪吸引と同様で、ドクターの技術がモノを言うところが大きいのは否めません。脂肪を注入する際に、スピード感を求めるあまり、太いカニューレで1ヵ所にたくさんの脂肪を置いてきてしまうと、脂肪の生着率が激減し、思ったほどバストが大きくならなかったり、のちにしこりや石灰化で患者さんが苦しむケースも少なくありません。

南クリニックでは、脂肪注入した際、脂肪の生着率は8~9割を誇っていますが、機器や器具が進化しても、ドクターの腕がそれについていっていなければ、5割程度しか生着できない場合もあるのです。

各社が競って注入物を開発したが、事実上、生き残ったのはヒアルロン酸のみ

2000年代に入って誕生したのが「プチ整形」と呼ばれる、ジェル注入型の豊胸術です。注射をするだけ、しかもリーズナブルということで、日本でもかなり話題になりました。

ただし、シリコンバッグと違って、ジェルをそのままバストに注入するため、体への影響がたびたび論じられてきました。がん化やアレルギーなどのリスク、細菌感染が問題視された時期もありました。

あるメーカーの注入物については、確実ではないものの体への危険性が示唆され、世界的に事実上使用禁止となっているものもあります。日本でもヒアルロン酸以外の注入物は、学会関係から使用に対する警告が通達されました。

ヒアルロン酸注入法はあくまでも一時的な豊胸に過ぎません。早ければ1~2ヵ月、もっても2年経てば、注入したヒアルロン酸のほとんどは吸収され、分解されたのち、体外に排出されてしまいます。長くバスト内にとどまるヒアルロン酸の開発も進められていますが、今のところ朗報は聞こえてきていません。

マンガで解説!成長再生豊胸Wとは? | 豊胸・バストアップなら南クリニック
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自分の胸を育てる「成長再生豊胸」…さらに脂肪注入と掛け合わせた新しい豊胸術も

豊胸術の最新トピック「成長再生豊胸」

これまでの豊胸術は、バスト以外の部分から、脂肪の代わりとなる異物、または自分自身の脂肪を持ってきてバストに入れるやり方が基本でした。しかし、もともとはバストの脂肪ではないものを移植するということで、体の修復反応によってしこりが形成されやすいなどのデメリットがありました。

そこで登場したのが成長再生豊胸です。患者さん自身のバストが成長するようにコントロールする、まったく新しい豊胸システムです。現在バストの中にある脂肪に対して、細胞を大きくしなさい、細胞を増やしなさいと命令する「成長因子」を注射するだけの、非常にシンプルな施術です。

加えて、乳腺の発達も促しますから、年齢や妊娠出産によって形の崩れたバストを、元の状態に近づけることも可能です。

「痩身+豊胸」の最新タッグを解禁!

さらに、南クリニックでは「脂肪注入法+成長再生豊胸」という、豊胸術の最強タッグの提案をスタートしています。

まず、脂肪量の気になる部分から脂肪を採取し、それをバストに注入します。この時点で、部分痩せとある程度の豊胸が叶います。

バスト内の脂肪はすでに、注入した分、元々の量よりも、増えています。この状態で成長再生豊胸を行うと、より多くの脂肪細胞の元になる幹細胞が分化と増加を開始し、効果的な豊胸結果が期待できるのです。

バスト内の脂肪は、すべて自分自身の脂肪のみですから、拒絶反応やアレルギーの心配もありません。

今後、痩身とバストアップの両方を目指すなら、「脂肪注入法+成長再生豊胸」を検討されてみてはいかがでしょうか。

関連コラム:痩せていても理想のバストを諦めない!「脂肪注入×成長再生豊胸」を徹底解説

南クリニック院長:南晴洋

京都第二赤十字病院形成外科勤務、大手美容外科院長を経て1997年 南クリニック開業。創業以来、豊胸に力を入れている。注射で豊胸を行う「成長再生豊胸」を海外の学会でも発表。

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